少欲知足がくれる幸福感
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
思わず笑みのこぼれる写真ですね。動物や赤ちゃんの微笑みは、自然とこちらを幸せな気分にさせてくれますよね*^-^*
「そんなことはない。イライラすることもある!」というあなた、多少は感じることもあるかもしれませんが、多少は確かに仕方ないですね。だって人間だもの。
よく感じるというあなた、それはあなた自身がかなり汚れてしまっている状態です!
心を浄化し、直感力を磨き、心地よいものに触れ、良い言葉に出会ってみませんか?
少欲知足とは?
以前の記事【お金との上手な付き合い方】でも少し紹介しましたが、今回は少欲知足という言葉の持つ意味、与えてくれる幸福感についてご紹介します。
まずこの言葉、みなさん一度は目にしたことがあるか、聞いたことがあると思います。辞書的な意味では次のようになります。
読み方 しょうよくちそく 意味 すこしのもので満足すること。
「少欲」は持っていないものをたくさん求めないこと。
「知足」は足るを知るという意味で、持っているもので満足すること。
「欲少なくして足るを知る」とも読む。出典 『大般涅槃経』
なんとなくは、意味を知っているかたが多いのではないでしょうか?
まず大事なこととして、次のような意味ではないことに注意してください。
- 欲を持ってはいけない
- 怠けてもいい
- これ以上は何も求めてはいけない
勘違いされやすいところですが、意味が変わってしまいますので要注意です。
欲望の性質
欲望というのは残念ながら、無意識でいると自然に湧き上がってきてしまいます。自分で全く制御できない人=獣と同じです。さすがにそのような人はいないと思いますが・・・(;^ω^)
それでも獣、広く言えば人間以外の生物は、自然に従って欲望のまま生きていると言えるかもしれません。ですが人間はそれではダメなのです。
なぜなら幸か不幸か高度な思考能力を有するためです。
この思考能力を善のために使えれば最高ですが、残念ながら悪のために使われていることが多いのが現状の世の中ですよね。詐欺、狡猾、騙す、挙げるとキリがないくらいの煩悩で溢れています。
欲の連鎖
毎日人が感じている一切の苦悩は、この欲によって起こってくるのです。
足ることを知らないから起こる。
欲は連鎖します。欲を満たしたら終わりではなく、新たな欲を作り出します。とどまるところを知りません。もっともっともっともっともっと・・・
まさにそれを表しているのが、資本主義経済、終わりのない経済成長でしょう。恐らくみなさんの周りでも、欲に突き動かされて転落人生を送ってしまったかたが1人や2人、いるのではないでしょうか?
そうでなくとも、TVや新聞で報道される芸能人や政治家の凋落ぶりを見れば分かるでしょう。
現代社会は、まさにこの欲望のために、危機を迎えていると言えます。
欲望の成れの果て
昨今の原発事故、環境破壊、戦争、こういったものは欲望の成れの果てです。そして株価大暴落による金融市場の壊滅、世界恐慌がひたひたと近づいています。
恐怖を煽っているのではありません。元々実体のない、株や証券といったものに振り回されている現代社会がおかしいのです。冷静に考えればおかしいのです。
第一次産業の破壊、それで得しているのは誰ですか?
そういったことを「関係ない」と無知を決め込むのではなく、真面目に考える時がおとずれているのです。メディアの情報を鵜呑みにすることなく、自分自身の頭で考える。
直感力を鍛えていれば、自ずと何が正しいか見えてくるでしょう。
少欲知足の精神
現状に感謝すること。足るを知ること。
その上で変えてみたいことややってみたいことを、少欲の精神でやる。絶対にスピード重視でイライラガツガツとやらない。あくまでのんびりゆったりと。
ホッと一息ついてみる。少欲知足を心に刻んでみる。
どうですか?なんだか心が温かく、そして幸せな気持ちになってきませんか?
これからの時代、何があっても、この精神があれば乗り越えていけます☆
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m
※無欲ではなく少欲です。欲が活力や生きがいを与えてくれることも真です。
記事作成日2016年2月11日
最終更新日2020年1月21日
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