私が公務員を目指した理由
私は元公務員でした。公務員と一口に言っても多種多様な職種がありますが、
私はいわゆる一般的な公務員でした。(行政職)
その公務員になるまで、なってから、辞めるまで、辞めてから、といくつかに分け、
紹介していけたらと思います。今日はその第1弾、公務員を目指すまで、です。
全く意識していなかった!
私は大学4年生になるまで、はっきり言って、全く公務員という仕事を意識していませんでした。考えもしたことがありません。
近い親戚には誰一人としていなかったですし、役所の人、警察官、消防士といった人達についても、公務員とは認識せず、その職業の人達と認識していました。
大学進学もその分野が好きだから、数学が好きだからといった理由で理系へ進み、大学3年生の就職活動の時期になって、初めて将来について考え始めました。
それまでは自分でも不思議ですが、全く考えていなかったんです。
今の若い人達は似たような人が多い気がしてなりません。良くないことです。(>_<)
不純な動機で選びました!
就職活動といっても、全く将来について考えていなかった私は、モラトリアム期間を延長するため、大学院へ行って、研究職か開発職を目指すか、と先延ばしにしました。
そして大学4年生となり大学院に合格し、そのまま生活を続けていました。
ある日、同じゼミの仲間といつものように話していると、彼がこう言いました。
「俺、公務員目指すことにするよ。卒業したら専門学校へ行って勉強するつもり。」
もの凄い衝撃を受けました。( ゚Д゚) w(°0°)w
彼も私と同じ道へ進むとばかり思っていたからです。しかももう季節は秋。
なぜだか私はそこで、「本当に大学院へ進学していいのだろうか?この道でずっとやっていくのだろうか?」と、ようやく真剣に考え始めたのです。
そして私が悩んだ末に導き出した答えが‥
今やっている研究は先が見えないし、楽しくない。
業界もブラックっぽいし、それだったら定時で帰れる
楽な公務員になろう!!
今思えばもの凄く腐った考え方でした。何も調べもせず。(´Д`)
ただ、当時の私は決めたら一直線。
すぐに大学院合格を辞退し、公務員試験の勉強を始めたのでした。
つづく