私のうつ病歴
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
私は自分の中で、うつは寛解したと思っていますが、実際のところはどうなのか、医者に言われたわけではないので分かりません。思い出すと苦しい部分もありますが、今回は私のうつ病歴を振り返ってみようと思います。
こちらにあるとおり、当時の状態は悲惨なものでした。
それでも今こうやって冷静に振り返れる状態だということは、良くはなっているのかな?と思っています。もちろん、未だに苦しくなることはあります。
自覚
かれこれ自覚があってから10年くらいになります。当時は週1くらいの間隔で、仕事中に居ても立っても居られないくらいイライラが急にきて、職場のトイレに入って気持ちを落ち着かせていました。
それから家でも急な虚脱感に襲われ、よく風呂場で落ち込んでいました。その時は「なぜこのような状態になるのか?」全く分からず、混乱していましたね。
急性期
悪いことは重なるものです。そんな状態の時に職場で異動があり、更に妻の様子がおかしくなってきました。移動先の仕事は、職務内容は自分に合っていないところであり、上司も合わない人でした。
妻は…あまり詳しく書きませんが、愚痴や悪口を言うようになったり、自分の思い通りにならないとヒステリックになったりと大変でした。私は自分の感情を抑え込み過ぎたあまり、ある日から急激に朝がつらくなり、無理矢理体を起こして出勤していました。
そんな中、職場で違う部署にいる以前同じ課だった人から、「目が死んでるよ!大丈夫?」と言われ、あっ、そんな風に見えるんだ・・・ヤバいな・・・とようやく認識するようになったのです。
うつ
心配になり、心療内科を受診することにしました。その結果は…「うつ、ですね。よく今まで頑張りました。」と言われました。その瞬間、私は泣き崩れ…ることもなく冷静に「やっぱりそうか。」と感じました。
仕事を休むなんていうことも頭に無く、通院や認知療法でやっていけば治る、と自己判断して、いつも通り体に鞭打って出勤していましたが…これが過ちです!
最低でもこの段階ですぐに休むべきだった
通院を始めて2ヶ月あまり、その間にも上司や妻との関係は上手くいかず、ついにプツッと張りつめていた糸が切れてしまいました。私は休職を余儀なくされたのです。
休職
休職中はせっかくだからゆっくり休むべきなのに、私は焦ってしまいました。もう元の職場へは戻りたくない➡いや、戻れない➡じゃあどうするか?➡転職しかない、と視野が狭まっていました。
更にその為に資格の勉強をしたりと、うつを治すような意識は薄かったのです。病院に通院していたことだけで、大丈夫!と満足していました。この時、自己判断で通院していた病院も変えていました。
そしてあれよあれよという間に転職活動を開始し、順調に決まったのです。しかも引っ越しを伴う転職を…
転職
新しい場所、新しい職場、新たな気持ちで頑張ろう!そう誓いました。嫌だった上司と離れたこと、妻も少し落ち着いてきたこと、そして私自身の気持ちもあって、うつ症状はかなり良くなってきたようです。
とはいえ激しい落ち込みはなくとも、無気力感等はありました。病院に通院するのも転職を機に止めていましたし、この時は全てが順調でした。一度寛解していたのかもしれません。
ところが…
出産
そんな中、子供を授かりました。全てが好転しているようでした。そして順調に出産!待望の子供で感動(T-T)転職先でも仕事に慣れてきて順風満帆かに思えました。妻は出産後の睡眠不足や慣れない子育てで、余裕を失っていたのでしょう。
次第に私への風当たりが強くなり、私はこれは仕方ないことだからと思い、文句も言わず子育てに参画していました。それでも妻のはけ口は私しかいなかったのでしょう。理不尽なことを言われたり、言動がエスカレートしていきました。
私はまた、自分の感情を抑えつけていました。しかし人間には許容量というものがあります。耐えきれなくなった私は、ついに大喧嘩をしたのです。
離婚
詳細は伏せますが、この時の妻の行動がとんでもなく、冷静になった今振り返っても、そして第三者に意見を求めても、皆私の非はほどんどないと言ってくれました。一旦私はそれを許しましたが、数ヶ月後、またも大喧嘩。
今度はそれを更に上回る程の行動を起こされました。私の精神はズタズタとなり、うつ病の再発、ドン底に突き落とされたのです。家族達の支えもあり、この後揉めに揉めて、長い期間を経てようやく離婚成立。この時、また通院をしていました。
現在
離婚して、しばらく一人の時間を過ごしました。うつの症状は少しずつ良くなっていったのかな?と思います。完治!ではありませんが、寛解状態だと思っています。通院することもなくなりました。ただ、1日の中でも、週、月、季節においても多少の波は感じています。上手く付き合っている感じですね^^
うつに罹患すると、たとえ寛解に至ったとしても、これまでとは全く違った人生、第二の人生、別人に変わる、という感覚になります。うつに関する詳しいことは、これから別記事で書いていこうと思っています。
さいごに
このような経緯を経て、私はうつ病に罹り、寛解状態となりました。それぞれの詳細に関しては、もしかしたら今後の記事で書くかもしれませんが、当時のことを振り返ると苦しくなることがあるため、分かりません。
文面だけでは上手く伝わらないかもしれませんが、当時は非常に危険な状態でした。それこそ【自殺】という文字が頭をよぎり、毎日ワードが頭に浮かぶほど。ですので、簡単に選択をして今に至っているわけではありません。
私の経験や、うつ克服への道のりが、誰かの役に立てばいいなと思いながら、今後も記事を書いていきたいと考えています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。m(__)m
記事作成日2018年2月21日
最終更新日2019年2月26日