泰然自若
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は忙しく、注意力散漫になり余裕が無くなりそうな日でした(;´・ω・)
そんな時に思い出すようにしている言葉がありますのでご紹介します。
泰然自若
それは泰然自若です。どこかで見聞きしたことがあるかと思いますが、辞書的な意味は次のようになります。
たいぜんじじゃく
泰然自若
落ち着きはらって物事に動じない様。
ゆったりと落ち着いて平常と変わらない様。
「泰然」は悠然としていて動じないこと。
「泰」はおおらかでゆったりとしている意で、「然」は肯定・承認の意がある。
また、「自」にはおのずから・自然にという意があり、「若」はしたがう、~のごとしの意がある。
自らにしたがうならば、他に惑う事はない。
よって、「自若」は常に落ち着きを失わず、平常と少しも変わらない様をいう。
忙しいと余裕を失ってしまいます。忙しいという字は「心を亡くす」と書く。相手から物理的、感情的に影響を受けると、自分自身の行動や精神に制約がかかります。これは生きている限り避けられないので、どう受け止めどう振る舞うかが鍵になってきます。
そういった時に自分を冷静に見つめ、物事を俯瞰する。落ち着きを失い慌てたところで、余計にミスをして時間をより失ってしまうものです。どんなときでも泰然自若の心持ちで堂々としていたいものですね。
似たような四字熟語として、明鏡止水があります。こちらも素敵な言葉で私が意識している言葉ですね。別記事にしてありますので、ぜひ合わせて読んでみてください。
人に惑わされない
よく冷静な人を揶揄して、「面白くない」「冷たく感じる」「ノリが悪い」「何考えているか分からない」等と言ってネガティブなイメージを植え付ける人がいます。しかしそれはあくまでその人のイメージ。気にしすぎることはありません。
急に性格を変えることは難しいですよね。既に冷静沈着、泰然自若な人は堂々としていれば良いのです。上記のように言われても自分に自信を持ちましょう。このような性格の人の方が信頼されやすいです。
一方で喜怒哀楽が激しい人は、怒りや不安でストレスが溜まっているのであれば、泰然自若の意味を覚え、少しずつ心がけるだけでも違ってきますよ。それは気づきであり、感情をコントロールするための第一歩になります。
うつとの関係性
うつ等の精神疾患に罹患している場合は、無気力、落ち込み、怒り、そのような状態に支配されていることでしょう。急性期に無理は禁物ですが、しばらくそのような状態が続いている場合は、いきなり泰然自若の心持ちを目指すよりも、自分の心を見つめて整理することが大切です。それが以前紹介したアウトプットですね。
ある程度落ち着き、安定してきたところで次の段階を目指しましょう。何事も少しずつです。世の中に不平不満、厭世観があるならば、このような意識改革を取り込んでみてください。
そして「明らめ(あきらめ)の境地」(諦めではありません)に達したところで、泰然自若を目指しましょう。この段階に到達すれば、相手からの言動を受け流すことができますし、問題に冷静に対処できるようになってきます。
本当に素晴らしい人というのは、罵詈雑言・恫喝・脅し・暴力といったパワハラまがいのこと、嘘・改竄・詐欺といった愚劣なことは行いません。それがどれだけ地位・名誉を持った人でもです。惑わされてはいけません。
泰然自若とした人こそ、素晴らしい人なのです。
私はそのような人に惹かれますし、そのような人格を目指したいですね。
みなさんはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(__)m
記事作成日2018年3月5日
最終更新日2019年1月15日