うつと思考
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今回はうつと思考について考察していきますのでお付き合いください。私の体験談を交えての考察になりますので、参考程度に見てもらえればと思います。
苦しいけど、実践することで少しは楽になります。毎日模索中ですが、これは私には効果がありました^^
うつの原因
うつになるきっかけは人それぞれだと思います。私は過去に記事にしたとおり、環境と人間関係によって罹りました。torute.hatenablog.com
このような原因が排除できるのであれば、真っ先に排除しましょう!
排除、なんて書くと某知事を思い浮かべてしまうかもしれませんので(!?)、その原因に対してこちらから逃げましょう。少しでも逃げられる可能性があるなら、こちらに力を注ぐべきです。原因となる環境を変えたり、人から離れるだけで効果があります。
私の場合
初めは環境(職場)を変えたことで、みるみる良くなっていきました。今思い出しても、あの環境であのまま頑張っていたり、復職しても無理だったと思います。遅かれ早かれ辞めることになっていたでしょう。
その後、人間関係(元妻)によってうつを再発し、どん底に落とされました。しかし離婚したことによって、少しずつ良くなっていったのです。
ですので私の体験や、他の様々な事例を見る限り、その原因から逃げることが最も効果が望めるのでは?と思います。
逃げることはなんら恥じることではありません。むしろ悪化したり取り返しがつかなくなる前に逃げたほうがいいです。
うつの思考
ここからが本題です。
うつ状態のとき、そして寛解しても普通に落ち込んだとき、共通して思い当たるフシがあるのが考えすぎるということです。
思考の罠、思考の迷路、堂々巡り、このような表現が腑に落ちるかもしれません。冷静なときは、「なんであんなに落ち込んでいたんだろう?考えすぎだった。」等と思えますが、実際鬱々としているときはどうしようもなくなります。
そして、その思考のほとんどがネガティブなことが多いでしょう。その中にはいわゆる、取り越し苦労というものもあります。
①なんでだろう?〇〇が悪い。でも言えない。どうしよう?私が悪い?でも・・・
②こう言ったら傷つくかな?どうしよう?じゃあこう言えばどうだろう?でも・・・
このような思考ループに陥りませんか?私は未だに陥ることがあります。
とりあえずやる
先程の下線②について、相手が上司だったり恐い人だったり気難しい人等の場合、どうも話しかけたり聞くことを躊躇ってしまうことがあると思います。それでも話さないといけない、聞かないといけないという場面は多いでしょう。
これはもう、考えるより行動する、これしかありません。
すると思っていたよりすんなりコトが運んだり、大したことなかったという経験もあるのではないでしょうか?
特に話す&聞く内容が正しい場合、堂々と言うべきです。
私も先日そんな場面がありましたが、少しくよくよ悩み始めたのに気付き、勇気を出して言ってみました。そうしたらなんてことありませんでした。
これこそ取り越し苦労で、負のループにハマることが無い分、余計な時間を使わずに済みましたし、心も晴れてスッキリしました。
仮にそれで相手から嫌なことを言われたりしたとしても、自分は正しいと思った行動をとったのだから、なんら自分を責めることはないでしょう。
考えるより行動する、別に啓発しているとか意識高いとかではなく、単純にこれが大事なことであり、うつから抜ける第一歩ではないかと思います。(もちろん何も考えず行動するのとは話が違います)
考えすぎない
うつになる原因、長引く原因、そして治らない原因、これらは先程の環境や人間関係などももちろんですが、自分の思考もかなりの割合を占めていると思われます。
特に長引いたり治らない原因は、自分自身にもあるでしょう。
思考に悪い癖がつき、ネガティブ思考になってしまう、悪循環になる。自分を一番傷つけているのは実は自分なのです。自分を愛することからまずは始めることが大切ではないでしょうか?
私も自愛度がかなり低くなっていますので、自分を愛することを意識しています。似ているものとして、自己肯定感という考え方があります。自分を愛せない人が、他人を愛せるでしょうか?
今、このブログを書いている瞬間は冷静になっているということもありますが、うつになってから考えて考えて思考をループさせて、良かったことは一度もありません。逆に行動に移して良かったと思うことはたくさんありました。
思考ループからの脱却
うつ状態の時は、知らず知らずのうちに思考ループに陥ります。それが癖になっているんですね。ですから日頃から、自分の心がどのように反応しているか、そういったところに意識を向けることが訓練になりますし、気付きを得るキッカケになると思います。
思考ループに陥りそうになったら気付く。
「あ、危ない!またネガティブ思考にハマるところだった。切り替え切り替え!」
「取り越し苦労しても仕方ない。後のことはその時に考えよう。」
「…あーイライラする!でも考えてもどうしようもないから趣味に没頭しよ。」
これだけでもかなりの進歩です。
まずは気付くことが、思考ループからの脱却への近道となります。
まとめ
ここまで、うつ特有のネガティブ思考からの脱却について書いてきました。
大切なことは、
- 考えるより行動すること
- 正しいことは勇気を持って行う
- 思考ループに陥る前、陥りそうになったら気付く
これだけでも、かなり効果があります。
特に取り越し苦労することなく、勇気を持って正しいことを行うことは、とても大切なことなので、少しずつ実践していくべきです。
この考え方は獅子吼(ししく)という言葉に通じています。
① 獅子がほえること。
② 釈迦の説法・教説。獅子がほえて、百獣を恐れさせる威力にたとえていう。③ 熱弁をふるって真理・正義を説くこと。
私は別に仏教徒でもなく、宗教心もありませんが、お釈迦様、仏教の教えや言葉には惹かれるものが多いです。真理や正義と相反する、昨今の政治家達の嘘や詭弁は愚かです。お釈迦様が生存しているならば、さぞ嘆くことでしょう。
仏教関連の本は心が洗われるものも多いですので、また紹介できればと思います。
最終手段は
そうは言っても、「そんなのできれば苦労しないよ!」
「ハマったときは本当に苦しい。何もする気になれない。無理だ。」
当然そういった意見もあるでしょう。
しかしこれもまた、思考ループの1つなのです。思い込んでしまう。自分をそういうものだと限定してしまう。ではどうしたら良いか?
最終手段はとりあえず寝ることです!
そう、昼休みに目を瞑るとか、ソファーに横たわるとか、布団に入るとかです^^みなさんも経験があるのではないでしょうか?起きたらスッキリしていたとか、マシになっていたとか。
一旦はリセットされますので、どうしようもなければ寝ましょうzzz 「寝れない!」・・・まあまあ、天邪鬼にならず、寝る方法は考えてくださいね。
こちらの福は内(id:fukuhauchi-onihasoto)さんのサイトに、まさにこのことが取り上げられていました!
fukuhauchi-onihasoto.hatenablog.com
寝逃げ。全然恥ずべきことではありません。みなさん寝逃げしましょう。ただ横になるだけでもいいと思いますよ☆
少しでも、苦しんでいる人達が楽になりますように・・・(-人-)
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m
記事作成日 2018年05月08日
最終更新日 2019年07月09日