明鏡止水☆色即是空

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公務員辞めました①~私が公務員を退職した理由~

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こんにちは、とるてです。

いつもご覧いただきありがとうございます。

私が公務員を辞めてから、早10年程になります。

なぜ辞めたのか?今公務員の人、公務員を辞めたいと思っている人、これから公務員を目指そうと思っている人、いろんな人がいると思いますが、こういった事例もあるんだ、ということで参考程度に見てもらえれば幸いです。

 

辞めた理由

私が公務員を辞めた理由は、大きく分けて2つあります。それは次のとおりです。

  • 仕事内容が合わなかった
  • 元妻から転職しろと何度も言われ続けた

1つ目は辞職理由としてはよくあるものだと思いますが、2つ目は普通は考えられないと思います。ですが、現実にウチではありました。

 

恐らく・・・ではありますが、このどちらか一方でも無ければ、まだ続けていた可能性はあります。少なくとも、あのタイミングでは辞めていなかったでしょう。2つが重なったからこそ、辞職に踏み切ったともいえますね。

 

※公務員にもいろいろありますが、行政・事務職について書いていきます。

 

異動という現実

まず1つ目の「仕事内容が合わなかった」ですが、公務員という仕事は行政・事務であれば、その仕事内容は多岐に渡ります。ただし、学生にその種類が網羅できるか?といえばほぼ無理ですし、余程事前に調べない限り分からないでしょう。どこに配属されるかも、はっきり言ってです。

 

さてそんな中で仕事を始め、合う合わないに関わらず、1年経って流れが分かり、2年経って自信を深め、3年経って一人前、なんて思った矢先に大体異動があります。

 

ここで一旦リセットになってしまうんです。場合によっては同じ畑(同等の部署)を回ることもありますが、若手は様々な部署を経験させるために、違う畑へ異動になることが多いです。若いうちはこれも活力になりますが、年齢を重ねてくると、なかなかつらいものがあります。どう感じるかは人それぞれだと思いますが。

 

スペシャリストかゼネラリスト

このように、様々な分野の仕事を覚えていき出世するとゼネラリストと呼ばれるものになります。なるというか、そういう方向の人物になりますね。良くいえば広い視野を持ち、俯瞰して物事を判断することができます。悪くいえば知識が広く浅く、特定の分野の専門知識は持てなくなります。

 

一方で、同じ畑で知識を深めていき出世するとスペシャリストになります。メリットとデメリットはゼネラリストの逆になりますので省略します。

 

異動は残酷

私はスペシャリストになりたかったです。たらればになりますが、やり直せるなら公務員にはならず、何かの分野のスペシャリストになりたいですね。自分に自信を持ち、仕事に自信を持って社会に貢献していく、やりがいを求めたい。20代という貴重な時期は、何事においても今後の人生の礎になります。

 

公務員、行政・事務でもなれる可能性はあります。ただ、それはなのです。私は最初の配属先や、その次の異動先(畑は違いますが)は自分に合っていて、楽しく仕事ができましたし、それこそ上記のような思いでやっていました。

 

そんなある日、次の辞令が。そこは全く興味のない分野の仕事でしたが、やってみないと分からない!と思い、仕事に取り組みました。…ですが、やっぱり合わずに毎日苦痛の日々でしたね。上司は良かったので、それはせめてもの救いでした。

 

そして慣れてきてなんとかやっていけるかな?と思った頃に、またも辞令。次はもっと興味のないところで、上司も最悪。どんどん深みにハマっていきました。

 

どうにもならない

結局周りもそうでしたが、どこへ異動になるかは予想もつかず、良い部署へ行くか、悪い部署へ行くか、毎年のように神頼みしています。悪い部署へ行けば「あと3年我慢すれば…」良い部署へ行けば「できるだけ長くいられますように・・・」こんな空気が蔓延

 

私はこれが嫌でした。異動前に皆浮き足立って噂話ばかり。約3年で自信を深めた仕事とは全く違った部署で、また1から。これが定年まで続くと考えるとゾッとしました。

 

元妻の呪文

それともう1つこの時期に重なったのが、元妻からの「退職勧告」でした。夫が公務員なのにそんなことあるの!?と驚かれるかたもいるでしょう。

 

その理由は・・・元妻とは同職場でした。いわゆる2馬力ってやつですね。確かに金銭的には全く困ってませんでしたし、部署が同じになることもありませんでした(この辺はどこでも配慮されると思います)。しかし同職場というのが嫌だったようです。Σ(゚д゚lll)

 

その職場で知り合ったのに・・・また、「あなたはこんなところにいるべきではない。民間で働くべきだ」と頻繁に言われました。呪文というか、一種の洗脳みたいな感じで、当時は全く気にもせずに「そうなのかな?」と本気で思っていました。

 

もちろん流される自分も自分ですが、これが引き金になったことも事実です。同職場が嫌って話も、転職後に知らされたことですしね。

 

つづく

公務員のメリットについては、別記事【 公務員辞めました②~公務員のメリットを検証します~】で書いていますので、ぜひ続きをご覧ください。

 

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記事作成日2018年2月24日

最終更新日2019年10月4日