ああ正負の法則
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は本の紹介をしたいと思います。心が苦しいときに手に取った本になりますが、読んでいて「すっきりした!」「スカッとした!」気分になり、心が楽になりました。その本とは、美輪明宏著【ああ正負の法則】です。
ああ正負の法則
まず著者の美輪明宏さんですが、もうお馴染みですよね。昔は美男子、今は金髪というイメージが強いです。1935年5月15日生まれで、御年84歳です。
当時は目立つ顔立ちで、昭和の時代ということもあり大変苦労をされたようです。今は圧倒されるようなオーラをお持ちですね。昔オーラの泉という番組をやっておられ、まさにピッタリでした。
内容
ネタばれしない程度に書いていきます。美輪さんがその独特の言い回しで世の中を痛快に批評しつつも、この複雑怪奇な世の中を分かりやすく解説しています。ベースとなっているのが本のタイトルでもある【正負の法則】ですね。
正があれば負もある、陰と陽、光と影、表と裏、世の中には対となるものがたくさんありますし、ありとあらゆるものがこの2つの法則に集約されています。生きていれば良いこと悪いこといろいろありますよね。
人生山あり谷あり。人生楽ありゃ苦もあるさ。あらゆるところでこのような二元論が使われています。世の中の法則、これを分かりやすく解説してくれているのがこの本です!
世の中
この二元論、みなさんに当てはめてみてください。
これまで自身に起こった様々な事柄や、世の中のことに当てはめてみると、なるほどと合点がいくものが思いのほかたくさんありませんか?理不尽なことが起こった場合、自身の過去に非はありませんでしたか?
それとも負の先取りで、未来に良いことが起こるかもしれません。当然理不尽ことをした人には、報いがくる。因果応報ともいうでしょうか。
世の中は人・物など、何にしてもいろいろな事象が複雑に絡み合っています。これらを敢えて2つに分けて考えることで、とても分かりやすい単純明快なものになります。複雑なのは分かっています。
敢えてこの世の中を2つに分け、俯瞰してみましょう。
気づき
そうはいっても正直、納得のいかないようなこともあるでしょう。しかし、このような考え方を取り入れることで気づきを与えてくれます。
「なんだ、世の中思ったより単純だ」
「そう言われてみれば良い時も悪い時もあるよね。今は悪い時だから、これからきっといいことがあるさ。」
このように思えたなら、もう気づきを得たも同然です。二元論なんて極論だ!そんなことない!・・・そうおっしゃらず、心の癒しのためと思って物事を俯瞰してみましょう。
さいごに
この本は章立てになっており、とても読みやすいです。1日1章という形で読むのもオススメですね。寝る前に読めば良い睡眠が取れるでしょう。
美輪さんの語り口は惹き込まれますし、何より痛快です。日頃溜まった鬱憤や、ストレスを、軽快に吹き飛ばしてくれることでしょう。
二元論とはいえ、正義か悪か、好きか嫌いか、そのような排他的なものではありませんので、あくまで人生に役立つ本という位置づけで気楽に読んでみてください。
生きていく上での方位磁針、コンパスのような役割を果たしてくれる本です。困ったとき、悩んだとき、迷ったとき、そんなときに読みたい本ですね^^ 私も常に手元に置いてある1冊です。
みなさんの心が少しでも楽になりますように…(-人-)
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m
記事作成日 2018年05月15日
最終更新日 2019年06月25日