FLIP-FLAP
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日ご紹介するのは…FLIP-FLAPです☆
皆さんご存知でしょうか?私は全く知らず、つい最近知って読み終えたばかりですので、記事にしたいと思いました。
概要
ゲームセンター等にある、ピンボールを題材とした漫画になります。Amazonでは次のように紹介されていますね。
絵に描いたように「フツー」な深町くんは、高校最後の日にあこがれの山田さんに告白! 付き合うために彼女が出した条件は「ピンボールのハイスコア」を超えること!!深町くんの厳しくも険しいピンボール道が始まった!!!
単にピンボールの漫画というだけでなく、恋愛も絡んだラブコメ、友情、様々な要素が詰まった作品になっています。
作品は2008年6月発売ですので、もう10年以上も前の作品ですね。コミックスはアフタヌーンです。本も1巻完結となっていて、とても読みやすいですよ^^
私とFLIP-FLAP
私がFLIP-FLAPに出会ったのは偶然でした。
現在Amazonプライム歴1年未満なのですが、昨年末にFire HD タブレットをプライムデーに購入しました。その特典である「Kindleオーナーライブラリー」を利用すると、毎月1冊無料で本を読めるんです(対象となる本の中から)。
これを利用しない手はないなと思い、対象本を眺めていたんです。その時にふと目に留まったのが、このFLIP-FLAPでした。ユーザーの評価が高い作品だったのと、1巻読み切りなので手に取りやすかったというのもありますね。
そして早速読み始めると・・・面白くて一気にのめり込んでしまいました!(^o^)なんでしょう、ピンボールという私には馴染みがない作品であるものの、ゲームという枠組みで捉えると、ゲーマー達の心を揺さぶる作品になっているというか。
作中にもでてきますが、確かにゲームという非生産的な行為は、特別何かを生み出すわけでもなく、ふと「何やっているんだろう?何かの役に立つのだろうか?」と自責の念に駆られることがあります。自問しちゃうんですよね。
それは大人になるにつれてより湧いてくる感情だと思います。子供の頃はそんなこと考えもせずに熱中していましたから。でも、そんな悩みを吹き飛ばしてくれる、勇気づけられる作品なんです。
登場する主人公深町くんに感情移入しながら、ヒロインの山田さんを見る。最後にある読切の女の子もそうですが、山田さんは真っ直ぐで熱くて・・・とても魅力的です。何かに熱中する。それが意味があろうがなかろうが、そんなこと関係ない!心がわくわくする、本能と感情に素直に従って生きている姿がまぶしいですね(*^▽^*)
大人になって社会を知り、いろいろなしがらみの中生きるようになると、どうしても自分の感情を抑え込んでしまいます。いつしか子供心を失う、それは本能と感情、つまり自分に嘘をついて生きているのと同じです。その部分に「ハッ!」と気づきを与えてくれるような作品でした。こんな素晴らしい作品に出会えて嬉しかったです☆
ピンボール自体はなんとなくしか知りませんが、それでも楽しく読めます。ゲームが好きな人なら共感できる作品に仕上がっていると思いますよ。そうでなくとも、描かれている人間模様は、何か惹きつけられるものがあるはずです。
まだ見たことが無い人は、ぜひ一度読んでみてくださいね!おススメです^^