【2018年明治安田生命J1リーグ】最終節の結果とドラマチックな展開、J1参入プレーオフに回ったチームは?
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日取り上げるスポーツはサッカーです^^⚽
その中でも週末に行われたJリーグの今季最終戦がスゴイことになっていましたので、結果を交えてご紹介しますね。
Jリーグ
1993年に発足した日本のプロサッカーリーグですが、今季最終戦である第34節が12月1日(土)に一斉にキックオフとなりました。
JリーグにはJ1やJ2といったリーグが存在していますが、ここでは最上位であるJ1について紹介していきます。
J1には18チームが在籍していて、1年を通してホーム&アウェイで総当たり戦が行われるため、計34戦となっています。
その中で優勝はもちろん勝ち点が1番多いチームになるんですが、今回注目だったのが下位争いでした。17位と18位のチームは、自動的にJ2に降格してしまうんですね。
そして16位のチームが、J2のチームとプレーオフを行って入れ替え戦となります。
今年は既に優勝は川崎フロンターレが独走で決めていました!
そして17位は柏レイソル、18位はV・ファーレン長崎で確定していましたので、残りは16位になってしまうのはどのチームか!?というところが見どころだったのです。
対象チームは?
最終節を残して16位になってしまう可能性があったのは、下記のチームです。
- 12位 勝ち点41 得失点差 +1 横浜F・マリノス
- 13位 勝ち点41 得失点差 -12 ジュビロ磐田
- 14位 勝ち点40 得失点差 -5 湘南ベルマーレ
- 15位 勝ち点40 得失点差 -5 サガン鳥栖
- 16位 勝ち点40 得失点差 -7 名古屋グランパス
(※第33節終了時点)
なんと5チームもありました!
どのチームも負けられません。ただし、14位の湘南ベルマーレと16位の名古屋グランパスが直接対決だったため、12位の横浜F・マリノスは大敗しない限りは大丈夫でしたので、気持ち的には随分楽だったことでしょう。
試合経過(前半)
最終節は公平を期すために、同日同時刻にキックオフされることが原則です。
対戦相手は次のとおりでした。
12位 横浜F・マリノス VS セレッソ大阪 9位
13位 ジュビロ磐田 VS 川崎フロンターレ 1位
14位 湘南ベルマーレ VS 名古屋グランパス 16位
15位 サガン鳥栖 VS 鹿島アントラーズ 3位
さて、時系列ごとに見ていくのも大変ですので、前半終了時点のスコアと順位変動を見てみましょう。一体どうなっているでしょうか!?
12位 横浜F・マリノス 0 - 0 セレッソ大阪 9位
13位 ジュビロ磐田 0 - 0 川崎フロンターレ 1位
14位 湘南ベルマーレ 2 - 0 名古屋グランパス 16位
15位 サガン鳥栖 0 - 0 鹿島アントラーズ 3位
スコアがほとんど動いていない膠着状態です。
唯一動いたのが、2点を先取した湘南ベルマーレ対名古屋グランパスの一戦でした。
これで暫定順位は次のとおりです。
- 12位 勝ち点43 得失点差 -3 湘南ベルマーレ
- 13位 勝ち点42 得失点差 +1 横浜F・マリノス
- 14位 勝ち点42 得失点差 -12 ジュビロ磐田
- 15位 勝ち点41 得失点差 -5 サガン鳥栖
- 16位 勝ち点40 得失点差 -9 名古屋グランパス
(※第34節前半終了時点)
湘南ベルマーレは安泰、名古屋グランパスは窮地といったところですね。
試合経過(後半)
後半に入ると、前半の膠着状態が一転、一気に試合が動き出します。
後半アディショナルタイム直前には、このような状態になりました。
12位 横浜F・マリノス 1 - 2 セレッソ大阪 9位
13位 ジュビロ磐田 1 - 1 川崎フロンターレ 1位
14位 湘南ベルマーレ 2 - 2 名古屋グランパス 16位
15位 サガン鳥栖 0 - 0 鹿島アントラーズ 3位
こうなると順位も大きく変動してきます。
- 12位 勝ち点42 得失点差 -12 ジュビロ磐田
- 13位 勝ち点41 得失点差 0 横浜F・マリノス
- 14位 勝ち点41 得失点差 -5 湘南ベルマーレ
- 15位 勝ち点41 得失点差 -5 サガン鳥栖
- 16位 勝ち点41 得失点差 -7 名古屋グランパス
(※第34節後半アディショナルタイム突入時点)
ジュビロ磐田が12位に、名古屋グランパスは依然として厳しい状況です。
しかし横浜F・マリノス以外は失点をした時点で窮地に立たされるため、試合終了のホイッスルが鳴るまでは全く気が抜けない状況が続きました。
試合終了
誰もが名古屋グランパスに決まったと思ったでしょう。
結果を知らないみなさんもそう思いませんでしたか?
ところが…歓喜と悲劇は次のようにして起こりました!
アディショナルタイムの関係で先に試合終了した名古屋グランパスの選手は、ほとんど諦めていたんではないでしょうか?サポーターも然りです。
なんと、最後の最後に川崎フロンターレの猛追を受け…
必死の守りもオウンゴールになってしまったんです!Σ(゚д゚lll)
そのチームは…ジュビロ磐田でした。
青天の霹靂とでも言いましょうか?(良い表現が思いつきませんでした。)
歓喜の瞬間を今か今かと待ち構えていた瞬間、一気にどん底へ引き落とされたという感覚だったでしょう。悲劇に変わった瞬間でした。
一方で名古屋グランパスの選手やサポーターは、全くの逆でした。
諦めの境地から、一気に歓喜へと変わっていったのです!
最終結果
最終スコアは次のとおりでした。
12位 横浜F・マリノス 1 - 2 セレッソ大阪 9位
13位 ジュビロ磐田 1 - 2 川崎フロンターレ 1位
14位 湘南ベルマーレ 2 - 2 名古屋グランパス 16位
15位 サガン鳥栖 0 - 0 鹿島アントラーズ 3位
最終順位は次のとおりです。
- 12位 勝ち点41 得失点差 0 横浜F・マリノス
- 13位 勝ち点41 得失点差 -5 湘南ベルマーレ
- 14位 勝ち点41 得失点差 -5 サガン鳥栖
- 15位 勝ち点41 得失点差 -7 名古屋グランパス
- 16位 勝ち点41 得失点差 -13 ジュビロ磐田
(※第34節終了時点)
勝ち点41で5チーム並ぶとは本当に接戦だったということですね。
最後まで分からない
ジュビロ磐田にとっては、12位から一気に16位に転落という結果になってしまいました。これは相当つらいことだと思います。
しかし名波監督も言っていましたが、まだJ2降格が決まったわけではありません。
プレーオフでJ2の東京ヴェルディと対戦して勝てば良いんです。
もちろん相手は昇格のチャンスとばかりに息巻いていますし勢いもあります。
ジュビロ磐田には気落ちせずに戦ってほしいですね。
この結果を見て分かるように、特にスポーツでは最後まで何が起こるか分かりません。
そこが醍醐味でもあり、見るものを惹きつけるんでしょう。
最後に有名な言葉を紹介して終わりとします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。m(__)m