【テニス】フェドカップ【バドミントン】桃田選手【柔道】あのリネールが!?
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
この1週間のスポーツを見ていて気になったものをピックアップしてみました!冬のシーズンではありますが、少しずつ春に向けて動き始めてますよ~🌸
昨年はスキージャンプやカーリングを取り上げましたが、今年はあまり見聞きしません。ジャンプも今年は小林陵侑選手が苦戦していますし、高梨沙羅選手に至ってはかなり厳しいですね。
テニス
まずは先週も取り上げたテニスです。
全豪オープンが終わったばかりですが、今度は国別対抗戦であるフェドカップ(女子)、デビスカップ(男子)が始まります。先にフェドカップの予選が始まりました!
予選は対戦国に勝利すれば、12ヵ国によるファイナルへと進出できる仕組みになっていましたので、日本は対戦国であるスペインに勝つべく試合に臨みました。
基本的にはシングル4試合、ダブルス1試合を行い、3勝した国の勝利となります。シングルスは4人出るわけではなく、2人が対戦相手を変えて2試合行うことが常です(怪我等により補欠選手に変わることはよくあります)。
メンバー
さて日本は次のメンバーで臨みました!(以下、敬称略)
- 大坂なおみ(10)
- 土居美咲(86)
- 青山/柴原(ダブルス)
対するスペインは
- スアレスナバロ(55)
- ソリベストルモ(78)
- アルアバレナ/ボルソバサドイノフ(ダブルス)
※カッコ内の数字は世界ランキング
スペインはムグルサ(16)が出ておらず、世界ランキングだけ見ると大チャンスに思えます。大坂なおみが本調子なら、シングルス2勝、そしてダブルスで勝てばいいですからね*^-^*
とはいえスアレスナバロは実績のあるベテラン。かなり手強いですし、なんと言っても試合をするコートがクレーコート!クレーと言えば赤土、スペインが強いというイメージがありますね(;^_^A
試合結果
第一試合は大坂なおみVSソリベストルモ。
ここは勝って弾みをつけたいところですが・・・
●大坂なおみ 0 - 2 ソリベストルモ○
まさかのストレート負け!!しかもゲームカウントは(0-6、3-6)と完敗です。私は試合を見ていたわけではありませんが、また大坂なおみの悪い癖が出てしまったようですね(>_<)
本人の試合後のコメントはこちら。
「精神的に試合に集中することができなかったのは自分のせい。チームのみんなに応援してもらっていたので、頑張って勝ちたかったけれど、期待に応えられなかった」
本人も自覚はあるようですが、精神的にイライラしてしまい、試合を半ば投げ出してしまったようです。
負けたことにはファンもがっかりですが、何より大坂なおみのプロ意識と団体戦における士気に関する意識の低さが露呈されました。
プロである以上、最後まで勝利に向かって戦う姿勢を見せてほしいものですが、上手くいかないと試合を放棄してしまう傾向がありますね。
また、このフェドカップは日本代表の一員として参加しているわけですから、仮に負けたとしても他のメンバーが勝てばいいんです。ですから途中で投げ出したりする姿勢はいかがでしょうか?
これもあり、残りの試合結果は次のようになりました。
●土居 美咲 0 - 2 スアレスナバロ○
●奈良くるみ 0 - 2 スアレスナバロ○
○青山/柴原 2 - 0 アルアバレナ/ボルソバサドイノフ●
結局大坂なおみは次の試合には出場せず、代理で出た奈良くるみが敗退して、日本の敗北が決まりました。ダブルスで一矢報いることができたことが、せめてもの救いですね(;^ω^)
この結果を受けて、日本は来年のフェドカップの予選の出場権をかけた、入れ替え戦に回ることが決まりました。
大坂なおみに期待したいところですが、今回のような姿勢であるのならば他のメンバーの士気が下がってしまいますので、むしろ出場を辞退したほうが良いかもしれません。
しかしフェドカップで上位進出を目指すのであれば、大坂なおみの力は必須でしょう。落胆しながらも、来年には・・・と期待せずにはいられません。
メンタルトレーニングが得意なコーチをつけて~!!(-人-)
バドミントン
東京五輪で最も金メダルが有力視されていると言っても過言ではない選手が、バドミントンの世界ランキング1位、桃田賢斗でした。
数々の実績を挙げて、ビッグタイトルは五輪を残すのみと言われていますが、前回のリオ五輪では不祥事の為に出場できず。
そして25歳とスポーツ選手として最高の形で臨めるかと思えた東京五輪ですが、1月に交通事故により顎、唇、眉間の計3か所を裂傷、全身打撲の怪我を負ってしまいました。
しかし運転手が死亡する中、不幸中の幸いで桃田は3月には復帰できると楽観視していましたが・・・ここにきて【右眼窩底骨折】と診断され、全治3ヵ月となってしまいました!(>_<)
3ヵ月・・・月日だけを見れば東京五輪には間に合いますが、心配なのはやはり実践感。他の選手が日々レベルアップしていく中でこの3ヵ月は痛すぎます。
"運"と言ってしまえばそれまでですが、神は桃田に試練を与えすぎですね。本人が一番つらいでしょうが、ファンとしては完治して復帰、そして東京五輪も・・・と願わずにはいられません。
柔道
バドミントンの五輪試練繋がりで、過去には藤猪省三(ふじい しょうぞう)という選手が柔道にいました。
- 世界選手権4連覇
- 国際大会、外国人選手に100戦以上して無敗
このような選手でも五輪には無縁でした。
彼の場合は
- 1976年モントリオール五輪・・・肘の故障
- 1980年モスクワ五輪・・・日本政府の五輪ボイコット
と不遇に見舞われて五輪でメダルを取ることはできませんでした。
さて今回はこの話ではなく、柔道で驚きの事件?快挙?があったからです。
それは・・・
リネール敗れる!!
リネールとは30歳のフランス人で、世界選手権8連覇(計10個の金メダル)、五輪2連覇、154連勝中、約9年5ヵ月負けていない選手、絶対王者だったんですよね~
最後に負けたのは2010年9月の世界選手権、上川戦です(技を掛けられて負けたのは12年2ヵ月ぶり)。そして今回その連勝記録を止めたのは・・・またしても日本人、影浦心でした!延長に入っての内股すかしの技あり、見事です。
しかし当たったのは3回戦、影浦は順当に勝ち進みましたが決勝で敗れて準優勝。これまでの実績を考えるとこの階級の五輪代表は原沢久喜になりそうですが、良い刺激にはなりそうですね。
まあリネールはこの敗戦を糧にしてより強くなりそうなので、五輪の金メダル最有力候補には変わりまりませんが(;^_^A
ちなみに記録で言うと、
- 五輪三連覇(野村忠宏のみ)
- 203連勝(山下泰裕)
という更に上の記録があります。リネールは野村の五輪三連覇、そして24年パリ五輪での四連覇を狙っています。連勝記録については山下を意識して重いことだったことが無くなり、ある意味ホッとしているそうです(笑)
衝撃的なことでびっくりしましたが、海外勢の台頭著しい柔道。日本で開催する東京五輪ですから、日本勢の活躍を願わずにはいられませんね!昔やっていた身としては余計に熱が入ります♬
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m