うつ対策にはアウトプットを意識しましょう
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日はアウトプットすることの大切さについてご紹介します。
特にうつ対策として効果が得られますので、ぜひご覧ください。
インプット
普段生活をしていると、知らず知らずのうちにインプットされています。
それは他人からの言葉であったり、TVやネットからの情報などです。
外部からのありとあらゆる情報が、視覚、聴覚、嗅覚、味覚や触覚といった五感を通して体と心の中に入り込んできますよね。
自分から好んでインプットしている積極的な情報もあれば、職場などで聞きたくないのにインプットされる消極的な情報もありますし、この情報社会で生活していると勝手にインプットされる無意識的な情報もあります。
インプットとアウトプット
情報だけに限らず、多くの物事がこのインプットとアウトプットで成り立っています。
いくつか例を挙げてみましょう。
飲食というインプットをした場合、どうなりますか?
排泄というアウトプットをしますよね。
勉強で様々な情報をインプットした場合も、実際に声に出したり書き出すというアウトプットをしないと一般的には効果は薄まってしまいます。
インプットするだけではダメという良い事例です。
一時期デトックスという言葉が流行りましたが、これも体内にある毒素を出すということでアウトプットです。
アウトプットという行為は、すっきりしたり、気持ちの良い効果を与えてくれます。
もう一つのインプット
上記で紹介した五感の他に、実はもう一つのインプットがあります。
それは何か分かりますか?
ヒントは心に関係するものです。
正解は
・
・
・
自分が生み出すインプットです。
人間は今だけではなく、過去や未来について思考を廻らせます。
その思考はその場で終わらず、考えたことは感情として心に滞留するんですね。
外部からだけではなく、内部からもインプットは発生しているんです。
アウトプットを怠ると?
まず先程の実例について考えてみましょう。
飲食したものをそのままにしていたらどうなりますか?
まず生理的に無理ですが、我慢できずに排泄してしまうことでしょう。
これはもうどうしようもないことです。
では勉強についてはどうでしょうか?
頑張って参考書を読んだり、ビデオ教材等で視覚聴覚を通してインプットしていく。
…しかしよほど頭の良い人でなければ、すぐには身に付かないでしょう。
何度も読んだり聞いたりすれば…その労力はもっと他に使えます。
それは書いたり声に出すことでアウトプットするのです。
するとどうでしょう、インプットした情報が知識として身に付きやすくなっているはずです。これは脳の仕組みとして科学的に証明されていることですね。
情報のアウトプット
では日頃たくさん体と心に入り込んでくる情報はどうでしょうか?
普段生活していると意識することはないですが、自然にアウトプットしています。
見聞きした情報を家族や友達に話したり、メールしたり、そういった行為ですね。
健常な生活を送れていれば、インプットアウトプット等と気にすることもないでしょう。
それが正常であり、悩むことなど何もないのです。
しかし思うように自己表現ができない場合はどうでしょうか?
そういった手段を持たない、分からない人はどうでしょうか?
すると情報だけが蓄積されていき、上手にアウトプットできないことで心の中に滞留してしまいます。行き場を失った情報はどうなるのでしょうか?
脳が処理しようと頑張りますが、それにも限度があります。
限度を超えるとパンクしてしまい、様々な症状が表れてきてしまいます。
その一種がうつですね。
アウトプットの手段
最近我慢していることが多い、イライラする、落ち込むことが多い、そういった人はもちろん、うつ病で苦しんでいる人もアウトプットを意識しましょう。
手段をいくつかご紹介しますので、ご自身にあったものを選んでくださいね。
①他人に話す
誰か聞いてくれる相手がいれば、その人に話をするだけで良いです。
相手に何かを期待するのではなく、ただ単に吐き出すことによってスッキリしますよ。
気心が許せる人がいるとこの方法はベストですね。
②喜怒哀楽を表現する
うつの人に多いのが、表現が苦手な人や自分で何事も解決したがる人。
周りのことを気にしてしまいがちですが、喜怒哀楽を表現していくことも解決に繋がります。始めは躊躇してしまうでしょう。
しかしきちんとアウトプットすることで自身も楽になれますし、相手も意外と受け入れてくれるものです。自分を正しく表現したいものですね。
③紙に書く
紙に思ったことを書き出すのも方法の一つです。
整然としていなくても、思うがままに書き出してみましょう。
そうすることで自分の感じたことを目でみることができますし、頭の中がすっきりしてくることが分かるでしょう。
④SNSで発信する
現実世界で表現することが難しい場合は、ネットを利用しましょう。
twitterで思ったことをつぶやくのもいいですし、ブログでいろいろと発信してみるのもいいです。そこから発展して趣味繋がりでオフ会などを行ってもいいですね。
自分を表現することで、気持ちが落ち着いてきますよ。
心身を健全な状態に
いかがでしたでしょうか?
物事を注視していくと、多くのモノが対になっていることが分かってきます。
正と負、陰と陽、表と裏、etc…
心身も然りです。
インプットだけしていては脳も心もやられてしまいます。
余計な情報が多いと思考が歪んだり、精神に異常をきたす可能性がありますので、それらを取捨選択する必要があり、アウトプットという手段は欠かせないのです。
以前も言及しましたが、バランスを取るということは何事においても大切ですね。
心身を健全な状態に保つためにも、ご自身に合ったアウトプット手段を身に付けてください。インプットする情報も意識的に選択するといいですよ。
最後まで読みくださり、ありがとうございました。m(__)m
みなさんが健康な生活を送れますように… (-人-)