時間と上手く付き合う
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
普段何気なく過ごしている時間、毎日慌しく過ぎ去っていく時間、子供の頃は長く感じたのに今はあっという間に感じられる時間、繰り返される単調な時間、新しい発見ばかりで楽しい時間、今日はそんな時間について考察してみますのでお付き合いください^^
時間は平等
時間は全てに対して平等です。ここからの話では人間に絞って書いていきますが、どの時代、どの国、貧富の差、男女の違い、年齢差、どのような状況に生まれようと、時間は平等です。
これは真理であり、疑う余地はありません。時間は今この瞬間も、変わることなく流れ続けています。人それぞれに時間が配分されているのではなく、時間という不変の概念に対して、人間がそこにいるだけです。
時間に嘆く人達
普段何気なく過ごしていると「もっと時間があったら」と考えながらも、忙しく過ごしている人が多いと思います。場合によっては「独身は時間があって羨ましい」「お金さえあれば自由なのに」「学生は気楽でいいよな」そういった声も聞こえてきます。
そのようなとき、人は相手を羨ましく思ったり妬んだりするものです。しかし間違えてはいけないのが、相手に時間があるのではなく、現在の置かれている環境や立場が違うことが原因ということです。
相手に時間が余分にあるのではなく、時間そのものは同じなのです。その時間をどのように使っているかが違う、ただそれだけなのです。
現在の状況は自分自身の選択
今現在、あなたは時間とどのように接していますか?時間を有限と思って大切に過ごしているか、毎日時間が無いと慌しく過ごしていますか?時間が有限というのも見方の一つですが、それは人の寿命に基づいたものです。時間そのものは不変です。
未成年であれば親や周りの環境の影響によって時間的制約を受けます。現状に不満があれば、将来に目を向けて自分が何をすべきか、何をしたいかを考えるのが良いでしょう。自立すればあなたの選択によって無限の可能性があります。
大人はどうでしょうか。ちょっと立ち止まって考えてみてください。今、ここにいる現状は、いきなり置かれた状況でしょうか?それともこれまでのご自身の選択の結果でしょうか?正解は後者ですよね。
多くの場合、高校を卒業したら選択の繰り返しになります。どの道に進むか、多少親の影響を受ける人もいるでしょうが、自分の意思で選択できるはずです。進学した人はその期間どう過ごすか、どこへ就職するか、結婚するのか、家を建てるのか、車を買うのか、全て選択してきたと思いますし、まだの人はこれから直面することでしょう。
ご自身の現状は自分の選択によってもたらされているもの、という認識が大切ですね。
自分を受け入れ、選択する
それでも認めたくない人はいるでしょう。しかし過去を振り返っていては、いつまで経っても囚われたままになってしまいます。自分が自分を過去に捕らえてしまう、囚われの身になってしまいます。
素直に現状を受け入れることができたら、次のステップへ進みましょう。そこで始めて「じゃあ自分はどうしたいのだろうか?」と自問自答してみてください。現状満足している方は掘り下げる必要はありません。
「時間を捻出したい」という方は、具体的に何をしたいのか、そして何が削れるのか、よく考えてみてください。紙に書き出してみるのもいいですね。この作業は断捨離に通じるものがあります。その上で選択をしていきましょう。
この考え方は、仕事・結婚・生き方、全てのことに通じてきます。
言い訳をしない
このような作業をしようとすると、どうしても言い訳をしたくなってきます。「そうは言っても転職できないし…」「子供もいるのに離婚なんてできない」「忙しいからそんなの無理だ」「今病気してるし」それぞれ一理あるでしょう。
しかしそこで思考停止しては何も変わりません。現状に不満があるなら、冷静に「今何をするべきか」を考えて実践するだけです。悩んでいるのであれば上記のように考えて整理し、どちらが自分にとって良いのかよく考えることです。
現状はこれまでの結果ですから、当然選択に痛みを伴うのは避けられません。それは年齢を重ねているほど、痛みは大きくなるでしょう。ですからその痛みを考慮した上で、現状に留まるのか、別の選択をするのか考えましょう。大きな選択をしなくとも、現状で変えられることが少しはあるはずです。
今を生きる
冒頭で時間の概念について書き、中盤は現状と選択について書いてきました。時間が速く感じたり遅く感じたりするのは各々の感じ方なだけであって、時間そのものは不変です。たくさん自由な時間を持っている人と拘束される時間が長い人の違いは、環境の違いであったり過去の選択の違いであったり対価の違いなだけであって、時間そのものは不変です。生きる年数ですら、個人差や寿命なだけであって、時間そのものは不変です。
そうであれば、いつまでも過去や未来や他人のことを考えるより、今何ができて何がしたいのかを全力で考え、生きるべきです。今この瞬間も時間は流れています。そう言った意味で時間は誰に対しても平等なのです。
うつ病との関係
私はうつの経験から、当時は過去の選択を振り返り「たられば」を繰り返して嘆いたことがありました。そしてやり場のない怒りや不満を社会にぶつけたくなったり、厭世観に囚われて生きる気力を失いかけていました。
うつ病の原因は様々だと思いますが、例えばパワハラやいじめであれば、それをした人のほうが悪いです。しかし就職したのは自分の選択であり、いじめに対して何もしなかったのもある程度自分の責任です。この不条理で混沌とした世の中を生き抜くには、力強く生きる必要があります。ですから過去を振り返らず、今どうすべきかを真剣に考えて実行することが大切なのです。
結局過去を振り返ったところでどうにもならないので、私は極力振り返らずに今に集中して生きることにしました。結果、うつ病は寛解して今を生きられています。その辺りのエッセンスは他の記事などを見てみてください。
時間は不変。そして平等にあるものです。しかし寿命がありますので、その限りある時間を大切に意識して使っていきましょう!時間に振り回されることなくコントロールしていくことで、時間と上手く付き合っていくことができますよ^^
みなさんが少しでも前向きに、今を生きられることを願っています。(-人-)