熱中することのメリット・デメリット~うつ病にも効果アリ~
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
みなさんは何か熱中できるものはありますか?時間を忘れるくらいのめり込むもの、ストレス解消になるもの、人それぞれだと思います。今日はそんな熱中することの良い点と悪い点、注意点や心に与える影響について考察していきますね。
熱中するもの
熱中するものと一口に言っても多岐に渡ります。それは当然ながら人によって違うため、「これがいい!」というものではありません。ではどういったものがあるのでしょうか?ざっくりと挙げてみたいと思います。
- 仕事
- スポーツ
- 勉強
- 恋愛
- 趣味
いかがでしょうか?かなりざっくり挙げてみました^^;; ではそれぞれについて良い点悪い点を見ていきましょう。
仕事
仕事が好きな人にとっては熱中できるものになりえます。仕事はほとんどの人がやらなければならないものであり、要は「お金を稼ぐ手段」とも言えそうです。一日の大半を占めることも多く、仕事に熱中できるということは素晴らしいことだと言えますね。
しかし熱中し過ぎると心身に支障をきたす可能性があります。知らず知らずのうちに蝕み、気付いた時には大病になっていたというケースも見聞きします。また、家庭を持っている人の場合は、家庭が上手くいかなくなるケースも多いので注意が必要です。
若いうちには無理もききますが、年齢を重ねて衰えを感じたり環境が変われば、自分のペースでコントロールできるように仕事をしたいところですね。
スポーツ
学生であれば部活も含みます。身体を動かすことで心身ともにリフレッシュできますし、部活に良い思い出のあるかたなら楽しかったことが思い起こされるでしょう。基本的に他者と一緒に行うことが多く、気の合うメンバーとならばより楽しくなりますね。
スポーツに熱中し過ぎると、学生であれば勉強等他のことが疎かになる、身体を壊す可能性がある、等があります。大人でも怪我をしてしまえば仕事等に影響が出てしまいますね。
勉強
勉強も熱中するほど好きであれば、将来への選択肢が広がります。高校生までに学ぶ勉強の意味というものは、まさにこれではないでしょうか?決まっているルール(法律)の中で、その職業に就くために良い大学へ行く、そのために勉強が必要です。
社会人であっても、その仕事に役に立ったり、資格の勉強に熱中できるのであれば、社内での評価や就職or転職に対して効果を発揮することでしょう。もちろん自分自身にも自信がつきます。
しかし目的意識がないまま熱中してしまうのは危険です。単に良い大学へ行きたい、資格を取得したいという目的だけですと、そこで満足してしまって燃え尽き症候群になってしまいます。その先の「何がしたいか」を考えることが大切ですね。
恋愛
恋愛はとても楽しいもので、心に良い影響を与えてくれます。熱中すると相手のことばかり考えてしまい、その時間は最高に幸せでしょう。思春期であるほどのめり込みやすいですが、大人であってももちろん幸せな気持ちにさせてくれます。
ところが熱中し過ぎてしまうのは危険です。学生であれば他事が疎かに、大人であれば仕事に影響が出ます。恋愛が成就すれば良い方向になっていくことでしょうが、失恋してしまった場合は上手く切り替えができないとき、相手に対する憎悪や恨み、最悪ストーカーになる可能性もあります。
趣味
一番ざっくりしていますが、要はご自身がやっていて楽しいもの全般です。旅行、食べ歩き、ショッピング、料理、読書、ゲーム、TV、映画鑑賞、車、etc…挙げたらキリがありません。
熱中出来たらとても楽しい時間を過ごせますし、ストレスも解消されますよね。1人で楽しんだり、同じ趣味仲間と楽しんだりと、楽しみ方は千差万別です。
他と同じですが、これも熱中し過ぎると他事に悪影響が出ます。そしてお金を使うものであれば、それこそどんどん使ってしまうことでしょう。自分や家族の中で限度額を決めておかないと、大変なことになってしまいます。
影響力
このように熱中するということは、良い面も悪い面もあることが分かったと思います。良い面を見れば充実感を与えてくれますし、心の安定にも一役買ってくれます。これがフロー状態にまで発展すれば、最高ですね^^
ところが悪い面を見るとそうも言ってられないでしょう。物事には二面性があります。しかし恐れて何もしないのは一番良くないことです。(心の状態によっては"立ち止まる"という段階も必要です)
場合によっては熱中するものが無い、熱中したくてもできない、という興味や集中力が無い状態もあります。この場合は心にとっては良くないですね。僧等悟りを開いた人でなければ、何かしら熱中できるものがほしいところです。
うつ病との関係
うつ病になってしまうと、楽しめたことも楽しくなくなり、精神が不安定になってしまいます。熱中するものなど無いでしょう。そして悪いことばかり考えてしまう。ある意味悲観的思考に熱中してしまうとも言えるでしょう。
うつ病を脱するため、若しくは寛解を目指すために一役買ってくれるのが、【何か熱中できるもの】なのです。それを見つけることができれば、悲観的思考から他事へ熱中することで、思考をズラすことができます。
そしてその【熱中するもの】のおかげで、心にも良い影響を与えてくれます。生きる活力を与えてくれますよ!ですので今苦しんでいるかたは、何でも良いです、【熱中するもの】を探してみてください。
分からなければ、子供の頃を思い起こしてみることをオススメします。その時に何にワクワクしたか、夢中になったか、良い思い出は誰にでもあると思いますから、考えるだけで少し気持ちが楽になることでしょう。
そしてまだ興味があればそれをやってみることが良いです。もう興味がなければ、無理しない程度にアンテナを張り、TVや雑誌、ネット等で気が向くものを見つけたら少しずつでもやってみることです。
何事もほどほどに
いかがでしたでしょうか?
【熱中すること】には良い面も悪い面もあるわけですが、何事もほどほどにすることが肝要です。熱中"し過ぎない"ことを胸に刻みましょう。バランスを取りながら他に悪影響が出ない程度に熱中する。
すると毎日が充実してきますし、心にも良い影響を与えてくれます。そういったものを1つでも自分で持つことができれば、そのために他事も頑張れますよ^^
熱中する、没頭する、夢中になる、このような言葉は似ていますが、自分が心の底から楽しめてストレスが軽減されるようなもの、みなさんは持っていますか?改めて自分の心に聞いてみてください。人に合わせるのではなく自分の心に正直に。
難しくありません。ほどほどに熱中して毎日を楽しみましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m