心のトゲ
こんにちは、とるてです。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
季節の変わり目、とても風邪を引きやすい時期ですので注意してくださいね。
今日は心のトゲについて書いていきたいと思います。
トゲのイメージ
みなさんどのようなものを想像しますか?
バラのようなトゲ、サボテンのようなトゲ、いろいろありますよね。
大きなトゲや小さなトゲ、太いトゲに細いトゲ、長いトゲに短いトゲ、様々です。
今回は実際には見えないトゲですが、イメージを膨らませてみてください。
どのようなトゲが刺さっているのか。
心のトゲ
現在何かしらの理由で苦しんでいる人はたくさんいると思います。
仕事のこと、家族のこと、お金のこと、過去のこと。
そのことを考えるだけで胸が締め付けられませんか?
心が痛みませんか?
それは、目に見えないトゲが刺さっているんです。
上述したようにそれは人によって様々なトゲです。
形も違うかもしれません。
いかがですか?心臓に刺さっていませんか?
心の強い人、弱い人
心の強い人は強靭な心臓を持っています。
トゲが心臓に刺さらない。
針が金属には刺さらないようなイメージ。
仮に刺さったとしてもさほど気にせず、時間と共に風化させてしまう。
それこそ刺さったことを忘れてしまうのです。
しかし心の弱い人にはグサッと刺さります。
弱くなかった人でもトゲの大きさによっては刺さってしまいます。
トゲは一つではありません。
場合によっては何個も何個も刺さっている人もいるでしょう。
トゲの扱い方
トゲは大きさにもよりますが、初期であればサッと抜いてしまうのが一番良いです。
少しチクッとしますが、傷口は時間と共に塞がっていきますし、悩みもなくなるでしょう。
トゲを放っておくと…
つまり、問題を放置したり、しっかり向き合わないと…
トゲは奥まで刺さり、抜くことが困難になっていきます。
トゲの種類にもよりますが、問題が明確な場合は、初期に適切な対応をとることが大事です。ただし対応を間違えると…新たなトゲが刺さるかもしれません。
トゲとの向き合い方
では長い間トゲが刺さっている人はどうしたら良いでしょうか?
上述のようにスッとは抜けない状況でしょう。
・トゲが深く突き刺さっている
このような場合は、無理矢理抜くのは止めた方が良いです。
想像してみてください。
無理矢理抜こうとすると、トゲの周囲に歪みが生じます。
そしてもし抜けたとしても、傷口は大きく広がり、自然治癒は難しいかもしれません。
ちょうど雑草を抜く時に、根っこが千切れたり地面が乱雑になるように…
ですから、刺さった状態の自分を受け入れ、傷んだ時には優しくケアする。
自暴自棄になってしまうとより深く刺さったり、別のトゲが刺さってしまいます。
上手に付き合い、抜くのではなく、薄めるイメージで。
・トゲが複数刺さっている
このような場合も無理矢理は止めた方がいいでしょう。
理由は上述のとおりです。
しかし向き合い方は別にもあります。
深く突き刺さっていなければ…
1つ1つ、丁寧に、丹念に、抜いていきましょう。
一気にやろうとせず、自分のペースで。
そうすることで少しでも痛みが和らぎます。
問題が解決していくことで、心も軽くなっていきます。
そして自分に自信も生まれてくるのです。
焦らずいきましょう
いかがでしたでしょうか?
程度の差こそあれ、トゲのイメージはできたのではないかと思います。
イメージすることで問題にも対処しやすくなります。
でも、焦るのは禁物です!
あくまで自分のペースで。
調子の良い時に取り組んでみてくださいね。
トゲを無闇に恐れる必要はありません。
具現化し、向き合ってみて、そして上手に付き合っていきましょう。
少しでもみなさんの心が軽くなりますように… (-人-)