テニスATPファイナルズ~錦織圭VSフェデラー~
こんにちは、とるてです。
今日は朝から、テレビをつけたりネットを見るとニュースになっていたと思いますが、テニスの錦織圭選手について書いていきたいと思います。
連敗中だった王者フェデラー選手を破っての勝利、その意味合いとは!?
錦織圭選手とは?
興味のない人でも、テニスの選手ということは知っていると思います。
彼のプロフィールは要約すると次のとおりです。
(以下、全ての選手について敬称略)
- 島根県松江市出身
- 1989年12月29日生まれ(28歳)
- 身長178cm、体重75kg
テニス選手としての戦績の詳細は省略しますが、これまでの経歴をザっと紹介しますので、その凄さを分かっていただければと思います。
- これまでの日本人の世界ランキング最高は松岡修造の46位だったが、錦織はあっという間に抜き去り、最高ランキングは4位
- ツアー大会で松岡が1勝しか挙げれなかったが、錦織は11勝(優勝の数)
- グランドスラム四大大会で、松岡のウィンブルドンベスト8が最高だったが(他は2回戦止まり)、錦織は全米準優勝、他も全てベスト8
- オリンピックで銅メダルを獲得
(参考:錦織圭 - Wikipedia)
松岡との比較ばかりになりましたが、バラエティで活躍していてテニス選手としての松岡を知らない人は多いでしょう。
しかしこれまでの日本人では松岡が1番であったことは疑いがありません。
その凄い松岡を圧倒的に抜いていったのが錦織なのです!
ロジャー・フェデラー
さて一方で、今回の試合で破ったフェデラーとはどのような選手なのでしょうか?
簡単に言うと、テニス界の絶対王者、皇帝、レジェンド(現役ですが)等です。
フェデラーのプロフィールは次のとおりです。
- スイス バーゼル出身
- 1981年8月8日生まれ(37歳)
- 身長185cm、体重85kg
テニス選手はハードワークですので、一昔前は30歳くらいから衰えていくイメージでしたが、フェデラーはなんと37歳にして未だトップ選手です!
戦績はあまりに凄いので詳細は省略しますが、次のとおりです。
- 最高ランキング1位(在位通算300週以上)
- ツアー大会通算99勝
- グランドスラム通算20勝(全豪6・全仏1・全英8・全米5)
- オリンピックで銀メダル獲得
意外にもオリンピックでは優勝していないんですよね。
それもあってか、東京五輪を目指しているようです(その時には39歳!)
全盛期に比べれば無敵というわけではありませんが、現在でも世界ランキング3位、ベテランならではの老練なテニスを混ぜ合わせ、その強さには疑いの余地がありません。
対戦成績
錦織VSフェデラーの通算対戦成績は、次のとおりです。
錦織 2勝 VS 7勝 フェデラー(6連勝中)
最後に勝ったのは4年8か月も前です。
それから全く勝てていません。
ATPファイナルズ
毎年、年間ポイントレースで上位8名のみが参加できるのが、このATPファイナルズです。世界ランキングではありませんのでご注意を。
正式名称はNitto ATPファイナルズで、開催地はイギリス・ロンドンです。
しかし周期的に大会名や開催地は変わりますね。
錦織は今年の年間ポイントランキングは9位で、惜しくも上位8名に入れなかったのですが、2位のナダル、4位のデルポトロが怪我のため出場できなくなったため、繰り上がりで出場権を得たのです!
まず出場すること自体が難しいこの大会ですが、賞金が破格です。
ステージ | シングルス | ダブルス(1) | ポイント |
---|---|---|---|
全勝優勝(2)(3) | $2,712,000 | $517,000 | 1,500 |
決勝で勝利 | $1,280,000 | $200,000 | 500 |
準決勝で勝利 | $620,000 | $103,000 | 400 |
ラウンドロビン1勝につき | $203,000 | $38,000 | 200 |
試合出場 | $203,000 | $100,000 | – |
補欠選手 | $110,000 | $38,000 | – |
ざっくばらんに、出場するだけで約2000万円もらえます。
栄誉ある大会ですね。
歴代優勝者
フェデラーが初優勝した2003年以降、次のとおりです。
2003年 フェデラー
2004年 フェデラー
2005年 ナルバンディアン
2006年 フェデラー
2007年 フェデラー
2008年 ジョコビッチ
2009年 ダビデンコ
2010年 フェデラー
2011年 フェデラー
2012年 ジョコビッチ
2013年 ジョコビッチ
2014年 ジョコビッチ
2015年 ジョコビッチ
2016年 マレー
2017年 ディミトロフ
見事にフェデラーとジョコビッチばかりです(^-^;
ちなみに昨年は穴場だったんですが、錦織も出場できず残念でした。
もちろんトップ8に残る選手はみんな強いですが、それでも昨年はジョコビッチもナダルもおらず、チャンスでしたね。
今年は果たして!?
さてそんな絶対王者フェデラーに直近でも完敗していた錦織でしたが、今回は逆に圧倒しました!スコアは2-0のストレート勝ちです。
第1セットをタイブレークの末に取れたこと、第2セットにブレークされた直後にブレークバックしたことが大きかったですね。
フェデラーがいつもよりミスが多かったこと、錦織がフォアハンドやサーブの調子が良かったのが勝因でしょうか。何はともあれ嬉しいですね!
さて残りリーグ戦の2戦は、アンダーソンとティエムです。
2人とも強いですが相性は悪くないので十分チャンスがあります。
直近の試合でも錦織が勝利していますね。
決勝トーナメントに進出できれば、ジョコビッチで無ければ十分に勝機がありますし、そろそろジョコビッチにも勝てるかもしれません。
大坂なおみはこのファイナルで全敗でしたが、グランドスラムで優勝を果たしました。
今回のフェデラーに勝ったことで、錦織にはついつい期待してしまいますね^^
今後の試合が楽しみです。
みなさん応援しましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(__)m