第101回全国高校野球選手権大会決勝!【星稜VS履正社】
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
ついに決勝戦を迎えた高校野球!決勝まで残ったチームは、石川県代表星稜高校と、大阪府代表履正社高校でした。今日は高校野球について書いていきたいと思いますので、お付き合いください☆
星稜VS履正社
決勝戦の結果は
履正社 5-3 星稜
大阪代表履正社高校初優勝おめでとう!
これまで夏の甲子園に限れば、石川VS大阪は大阪の4戦全勝でした。この結果を受けて、大阪の5戦全勝になりました。しかも大阪は昨年の大阪桐蔭に引き続き、2連覇です。つ、強い!(;゚д゚)
星稜にとっては石川県だけでなく、北陸地域の初優勝がかかっていましたが、またしても悲願ならず。まるで昨年の秋田代表金足農業を見ているかのようです。(東北地方の優勝もありません)
決勝戦は大味な展開になりがちですが、とても引き締まった試合になりましたね。星稜の奥川投手はここまで自責点0という素晴らしい内容できていましたが、金属バット主流の高校野球において、最後まで自責点0は難しいだろうなとは思っていました。
相手は何と言っても強力打線の履正社です。すると早くも3回表、履正社4番の井上選手に3ランホームランを打たれてしまいました!打った井上選手も見事でしたが、その前の連続四球が痛かったですね💦
その後は締まった展開が続きましたが、ついに7回裏、星稜打線が繋がり3対3の同点に!それから満塁のチャンスを掴むも無得点。同点に追いついたのは星稜としては良かったものの、同点止まりとも言えます。逆に履正社はどうでしょうか?
そんな追いつかれた不安を吹き飛ばすかのように、8回表すぐに2点を取り返しました!すごいです、履正社。春のセンバツで完封負けした鬱憤を晴らすかのように、奥川投手、星稜に対する気迫が伝わってきました^^
星稜は盗塁、走塁、バント、守備でもミスが見られ、決勝戦だからでしょうか、もったいない展開が多かったです。ヒット数は履正社より多かったですが、これは野球ではよくあることですね。
結局最終回もチャンスを作るも、追いつくことができずに履正社の優勝となりました☆昨年の金足農業は吉田投手と、そして今年の星稜は奥川投手と心中という形になってしまいましたが、やはり一人で投げ抜くことは難しいんですね。
厳密に言えば今年は日程にゆとりがありましたが、それでも負担はあったでしょう。かつての横浜の松坂投手のようにはなかなかいきませんね。
履正社は8回表の攻撃で、バントを2本キッチリ決めて得点に結びつけました。決勝戦はこういった基本的なことの差が勝負を分けたんじゃないかな?と思います。
良い決勝戦が見られました、両校の選手ともお疲れさまでした♬
星稜
やはり星稜と言えば、松井秀喜選手のイメージが一番強いですね^^ そして明徳義塾戦での5連続敬遠。これはリアルタイムで見ていましたので、子供心になんだかモヤモヤしたことを覚えています。
大人になると明徳義塾の馬淵監督の考え方も分からなくも無かったので、この辺りはプロとアマチュアということで賛否両論が出ることは仕方ないかな?と思います。圧倒的に否が多かったですが^^;;
それでもある意味この出来事が松井選手の凄さを物語っており、箔をつけました。もはや誰もが知る伝説みたいになってますよね!松井選手自身も大人になってからのインタビューで、さほど気にしていない様子でしたし、試合後ですら大人な対応してましたからね。さすが大物は違います。
他には昔の映像で見るS54年の箕島高校戦の延長18回の激闘が思い浮かびます。それなのにH7年の準優勝のときの記憶はほとんどありません(すみません (;^_^A)。
石川県と言えば、星稜高校の他には金沢高校、遊学館高校のイメージが強いです。参加校数はさほど多くないと思いますが、そういった県ほど、やはり甲子園常連校は2,3校に絞られている印象ですね。
ちなみに・・・サッカー本田圭佑選手も星稜高校出身です☆
履正社
大阪の強豪でありながら、近年は大阪桐蔭高校の影に隠れた存在でした。もちろん履正社は強くて甲子園にも出ていましたが、大阪桐蔭が強すぎたんですよね^^;;
夏の甲子園は各都道府県、基本的には1校しか出場できません(記念大会、東京都、北海道を除く)。特に大阪府は参加校数も多い激戦区です。昔はPL学園が猛威を奮っていました。
そのため夏にはなかなか出場ができず、複数校が参加できる春のセンバツでの出場が多かったですね。一般的に春は32校、夏は49校が出場できますので、普通は夏のほうがチャンスが多い気がしますが・・・
春は地区ごとに枠があり、大阪府は近畿枠です。そこで大阪府から2校出場なんてことはよくあることです。それくらい大阪府のレベルが高いってことですよね。H29年春のセンバツは、決勝が履正社VS大阪桐蔭でした( ̄▽ ̄;)
大阪桐蔭黄金世代が卒業した今年、ようやく夏出場を勝ち取りました。私のイメージはこのように「強いけど夏には出られない」高校でした。とはいえ次のとおりプロ野球選手は何人か排出しているんですよね。一部抜粋します(敬称略)。
- T-岡田
- 山田哲人
- 安田尚憲
プロ野球好きの人なら聞いたことがある名前でしょう^^
東海地区の代表校
私が住んでいる東海地区の代表校について所感を。
- 愛知県・・・誉
- 岐阜県・・・中京学院大中京
- 三重県・・・津田学園
- 静岡県・・・静岡
以前は甲子園初戦は、なるべく隣県で当たらないよう、西日本と東日本に分けて抽選が行われていました。今では無くなりましたが、そのせい(?)もあって、いきなり津田学園VS静岡になってしまいました(;^ω^)
この辺りはやはり個人的には残念です。結果は津田学園がプロ注目でもある前投手の好投もあり、勝利しましたね。2回戦で履正社と当たってしまったのは運が悪かったです・・・(>_<)
誉
誉は県予選で快進撃を見せましたが、いかんせん日程も相手も悪かった!初出場で選手宣誓、開幕戦に八戸学院光星だなんて、長年見ている私からしたら勝つイメージが持てませんでしたね。
それくらい甲子園は特別な舞台です。たらればですが、もう少し後の日程でそれなり(?)の相手だったら良かったかもしれません。愛知はやはり私学四強が強いです。2回甲子園に出場できたら凄いことですね!
中京学院大中京
そして快進撃を見せた中京学院大中京(以下、中京)。名前が長く、愛知県の中京大中京と似ていて紛らわしいです(;´∀`) 来年から元の名前の中京高校に戻すとかなんとか。
この2つの高校は法人は違いますが、調べると設立者が親子ということもあり、建学の精神は同じようです。この辺りのことはネットで調べると出てきますので割愛しますね。
初戦の北照戦でギリギリの勝ち方や詰めが甘い試合をしていたので「ここまでかな?」と思っていたのですが、次の東海大相模、準々決勝の作新学院と、名立たる高校に逆転勝ちしました!
驚きなのが、全19得点のうち、18得点が7回以降ということですw(°0°)w 普通では考えられないことですね。逆転の中京というイメージを植え付けられました。
しかし期待した準決勝は、星稜の奥川投手の前に手も足も出ず、二塁すら踏ませてもらえませんでした。意地を見せてほしかったですが、これまでの逆転劇もなく完封負けとなりました。でもここまでよくやったと思います^^
ビッグ4
最後に2019年度のドラフト候補の投手で、ビッグ4と呼ばれている投手を簡単に紹介して終わりにします。ビッグ4はこの4名です!
- 佐々木朗希(大船渡)
- 奥川恭伸(星稜)
- 西純矢(創志学園)
- 及川雅貴(横浜)
今秋のドラフトで必ず名前が挙がりますので、ぜひ覚えておいてくださいね^^ 今甲子園で活躍中の奥川選手はもちろんですが、佐々木選手は超大型投手です。かなりの逸材になる可能性がありますので、要注目ですよ☆
ちなみに・・・身長約190cm、最高球速163kmです(;゚д゚)
しかし今年の夏の甲子園に出場できたのは星稜の奥川選手だけです。そう考えると甲子園に出ることがいかに難しいかが分かりますし、やはり野球はチームプレーだということが分かりますね。
熱戦が続いた高校野球もついに閉幕しました。プロ野球はこれから佳境に入っていきますが、高校野球としてはドラフト、秋季大会が楽しみになってきますね。
甲子園に出場した高校だけでなく、地方予選から戦ってきた高校球児たち。
感動と興奮をありがとう!
やはり高校野球は楽しいです(*^▽^*)
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m