明鏡止水☆色即是空

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【ラグビーワールドカップ】日本代表の死闘、そして感動をありがとう

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こんにちは、とるてです。

いつもご覧いただきありがとうございます。

ラグビーワールドカップはまだ続いていますが・・・日本代表、本当にお疲れさまでした!今回はラグビーワールドカップ、そして日本代表について紹介していきたいと思いますので、ぜひご覧ください。

 

ワールドカップ

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サッカー同様、4年に1度開かれる世界一を決める大会です。各地域の予選を勝ち抜いた20ヵ国が本大会に出場できますね。

 

起源は割と新しく、第1回大会は1987年に開催されました。開催にあたり、世界3大スポーツイベントとされている、FIFAワールドカップ(サッカー)、夏季オリンピックとは開催年が被らないように設定されていますね^^

 

今回は第9回大会となりますが、これまでの大会で参加国数や予選に関するルールがその都度変わっていますので、そこは割愛させていただきます。第1回大会は予選無し、その後も予選免除国が都度設定されたりしていました。

 

第1回大会出場国

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この第1回大会を主催した国は、オーストラリアとニュージーランドになりますが、当時のIRFB(国際ラグビーフットボール評議会)メンバーの8協会が、開催の有無を投票によって決めたこともあり、世界におけるラグビーの基になっています。

 

その8ヵ国と、現在(2019年10月21日)の世界ランキングを見てみましょう。

  • 1位 ニュージーランド
  • 2位 イングランド
  • 3位 ウェールズ
  • 4位 南アフリカ共和国
  • 5位 アイルランド
  • 6位 オーストラリア
  • 7位 フランス
  • 9位 スコットランド

 

いかがでしょうか?見事に世界ランキングの上位を占めていますね!ではここで気になったかたもいらっしゃるでしょう。その間に割って入っている8位はどこなのかと。

 

はい、ご存知かもしれませんが、8位はなんと!

日本なんですよね(*^▽^*)

 

ラグビーの世界ランキングは試合ごとにすぐ反映されるため、昨日の結果を受けて8位に下がりましたが、その前は6位だったんです!いくら日本開催とはいえ、これはスゴイことですよね。

 

ルール

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ラグビーはルールが分かりにくく、とっつきにくいイメージがあると思いますが、得点方法を覚えておくだけで楽しくなりますよ^^ 反則などは見ているうちに分かってくるとして、相手陣地の一番奥の線(ゴールライン)を超えてボールを地面に置けばトライ(T)5点入ります。

 

トライをすると必ず追加得点チャンスが与えられます。トライの位置によって、キックができる場所が変わるため、なるべく真ん中にボールを置いた方が良いのです。そのキックを、左右のゴールポストの間でクロスバーの上を通過すればゴール(G)として2点入ります。

 

その他に、相手の反則によって与えられるペナルティーゴール(PG)があり、Gと同じようにキックをして通過すると、3点入ります。

 

最後に、プレー中にボールをワンバウンドさせてゴールを狙うドロップキックでゴールポストを通過すれば、ドロップゴール(DG)として3点入ります。

 

反則としては

  • スローフォワード(自分より前方にボールを投げる)
  • ノックオン(ボールを自分より前方に落とす)

この2つを覚えておくだけでも最初はいいと思いますよ^^

 

代表選手の定義

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さて、日本代表のメンバーを見ていて疑問に思ったかたもいるんじゃないでしょうか?「見た目が日本人じゃない人や、名前が日本名じゃない人がいるけど、ハーフなのかな?帰化したのかな?」と。

 

例えばサッカーですと、ある一定の条件をクリアしないと、日本代表にはなれませんよね。割と厳しい条件だと思われるので、このような選手はそう多くは見かけません(世界を見渡せばそれなりには見かけます)。

 

ラグビーは次のような条件を設けています。

  • その国に3年居住する(2020年12月末から「5年居住」となる)
  • 当該国で生まれる
  • 祖父母または両親のいずれかが当該国出身者

(引用元:ラグビーワールドカップ - Wikipedia

 いわゆる所属協会主義を採っているのですね*^-^* 特に一つ目の「その国に3年居住する」というのは、割とゆるい条件なのかな?って思いますね。

 

日本代表

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ラグビーはフィフティーンと呼ばれているとおり、レギュラーメンバーは15人になります。今回のワールドカップに出場したメンバーは控え選手も入れると31人になりますので、一人一人紹介したいところですが、メンバー名だけご紹介しますね(敬称略)。

  • HC ジェイミー・ジョセフ(ヘッドコーチ)
  • PR 稲垣 啓太
  •    木津 悠輔
  •    具  智元
  •    中島 イシレリ
  •    ヴァル アサエリ愛
  • HO 北出 卓也
  •    坂手 淳史
  •    堀江 翔太
  • LO トンプソン ルーク
  •    ヴィンピー・ファンデルヴァルト
  •    ヘル ウヴェ
  •    ジェームス・ムーア
  • FL ツイ ヘンドリック
  •    徳永 祥堯
  •    リーチ マイケル
  •    ピーター・ラブスカフニ
  • No.8 姫野 和樹
  •    アマナキ・レレイ・マフィ
  • SH 茂野 海人
  •    田中 史朗
  •    流  大
  • SO 田村 優
  •     松田 力也
  • WTB 福岡 堅樹
  •    アタアタ・モエアキオラ
  •    レメキ ロマノ ラヴァ
  • CTB ウィリアム・トゥポウ
  •    中村 亮土
  •    ラファエレ ティモシー
  • FB 松島 幸太朗
  •    山中 亮平

 

※ポジションを兼任している選手もいますが、一つの表記で統一させていただきました。

 

FW(フォワード)・・・PR(プロップ)HO(フッカー)LO(ロック)FL(フランカー)No.8(ナンバーエイト)

BK(バックス)・・・SH(スクラムハーフ)SO(スタンドオフ)WTB(ウィング)CTB(センター)FB(フルバック)

 

印象に残っている選手、気になった選手はいましたか?^^

 

日本代表の戦績

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第9回ラグビーワールドカップにおいて、日本代表はグループAに入りました。グループAはその他に、アイルランド、スコットランド、サモア、ロシアです。アイルランドは格上、スコットランドは因縁、サモアも強豪、と厳しいグループになりましたね。

 

下馬評はグループ突破は難しいと言われていましたし、思ったほどラグビーワールドカップ前に盛り上がっていなかったので、個人的にもこのまま少しの盛り上がりで過ぎ去っていくのかな?と思っていました。

 

ところが蓋を開けてみると・・・

  1. ○ 30 - 10 ロシア
  2. ○ 19 - 12 アイルランド
  3. ○ 38 - 19 サモア
  4. ○ 28 - 21 スコットランド

と、なんと4戦全勝で1位でグループ突破&決勝トーナメント進出です☆

 

誰がこの結果を予想したでしょうか?初戦のロシア戦はまだしも、まさかアイルランドに勝つなんて・・・なんだかここで一気に日本全体のラグビー熱が高まったように感じましたね。いけるんじゃないかって。

 

サモア戦は若干楽観視されましたが曲者です。しかし勢いそのままにダブルスコアで勝利を収めると、いよいよ焦点は因縁のスコットランド。前回大会ではスコットランドに敗れたため、決勝トーナメントへ進出できなかったのです!

 

しかも・・・台風が迫っていて試合中止となると、引き分け扱いになって日本が進出、スコットランドが敗退となるために、事前のルールで決まっていたにも関わらず、法的措置も辞さないとの発言。一気に緊張感が高まり、不穏な空気が漂いました。

 

もうこれは絶対勝ってほしい!そう願っていたファンも多いと思います。試合は接戦となりましたが、結果は日本の勝利☆これは今大会一番嬉しい瞬間でしたね(*^▽^*)

 

そして決勝トーナメント初戦の相手は・・・強豪南アフリカでした。前回大会では奇跡と言われるほどの勝利を挙げている日本。さあ、今大会も再現なるか!?

 

そう期待していた試合でしたが、結果は

× 3 - 26 南アフリカ共和国

残念ながら負けてしまいました。

 

試合を見ていましたが、強すぎましたね(;^_^A 日本が上手く攻撃できなくてもどかしくなるような迫力、守備でした。トライを一つも決めることができないとは・・・

 

しかし日本代表、下馬評を覆しての史上初のベスト8進出!!瞬間視聴率は最大50%に迫ったそうです。大会が始まる前は考えられない盛り上がりと感動を与えてくれましたね。

 

日本代表のみなさん、関係者のみなさん、本当にお疲れさまでした。そして感動をありがとう!

 

あの選手は?

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みなさん覚えていますでしょうか?前回大会で大注目を浴びたあの選手を。そう・・・五郎丸歩選手です!彼も前回大会の活躍で一気に注目を浴び、あのポーズが世間を賑わしましたよね。

 

彼はまだ30代前半。なぜ今回選ばれていないのでしょうか?いろいろ憶測もありますが、次のような理由が挙げられています。

  • HCが変わったため、戦術上構想外になった
  • 前回大会をもって代表を引退する意思を固めていた
  • 若い選手が台頭してきたため

五郎丸選手のポジションはFB(フルバック)でした。現在の日本代表の戦術上、ウィングも務められる松島選手、プレースキッカーも後継者の田村選手がいますから、その流れだったのかもしれませんね。

 

とはいえ五郎丸選手の功績や知名度は抜群です。今後の日本ラグビー界のために、影響力を存分に発揮してほしいですね!

 

さいごに

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これだけ視聴率が高かったということは、ルールをあまり知らないファンもなんとなく雰囲気を掴んで楽しめたんだと思います。ラグビーとしては、この盛り上がりを上手く利用して、日本代表チームや国内リーグを活性化させたいですね!

 

比較対象に挙げて申し訳ありませんが、なでしこジャパン(女子サッカー)のように、せっかくのチャンスを上手く活かせなかった例にならないよう、協会の関係者や指導者は上手く導いてほしいものです。

 

ラグビーワールドカップはベスト4が出揃いました。いずれも世界ランキングトップ4の国です。ニュージーランドが3連覇を果たすのか、それとも他のチームが意地を見せるのか?まだまだ目が離せません♬

 

最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m