稀勢の里引退!お疲れさまでした
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日の朝からニュースが飛び交っていて、既にたくさんのかたが記事にされているものではありますが、一相撲ファンとして言及しておきたいと思いましたので、今日は【稀勢の里の引退】について書いていきたいと思います。
元々記事にする予定だった
実はスポーツの記事をそろそろ書きたいと思っていたところで、昨日の稀勢の里3連敗を受けて、これは今後のことも含めて私の想いを書きたい!と思っていたところでした。そしたら今日の朝に【引退】の二文字が飛び込んできたため、まさかの引退記事を書くことになってしまいました。(>_<)
先場所の時も記事を書きましたが、確かに稀勢の里の状態は悪く、引き際について言及していました。見ていて痛々しかったのです。
稀勢の里の引退について
率直な感想としては「やっぱりな…仕方ない」という思いです。その一方でとても残念な気持ちを抱えているのも事実ですね。貴乃花以来14年ぶりに在籍した日本人横綱、若乃花以来19年ぶりに誕生した日本人横綱だったんですから。(T-T)
賛否両論あろうとも、やはり日本人横綱がいてほしいというのが本音です。昔はもちろんですが、若貴時代に曙や武蔵丸としのぎを削っていたあの頃の相撲界。毎日楽しみに見ていたことを思い出します。
昨日の取り組みで稀勢の里が負けてしまったとき、その表情が印象的でした。あのときに決断していたのかもしれません。空回りしてしまい乱れる心、本来のキレがない技、思うように動かない体、まさに心技体がバラバラだったように思います。このように猛者が集う場では、心技体が乱れていれば致命的でしょう。
引退はとても残念ですが、本人が決めたことですから、仕方のないことです。
稀勢の里の横綱成績
稀勢の里個人のことや、金星のこと等については前回の記事で書いていますので、そちらをご覧ください。m(__)m
さて約2年あまりとなった稀勢の里の横綱としての成績ですが…
36勝35敗97休
となりました。
この成績を見れば引退も仕方なしと思えるでしょう。イーブンの勝敗に加え、休場があまりにも多過ぎました。そして何度も何度も引退が囁かれながらも「次こそは」とみんな思っていたことでしょう。それがことごとく裏切られてしまいました。
横綱昇進後初の場所で感動的な優勝を飾ったものの、その後は怪我に悩まされました。「あの怪我さえ無ければ」「もっとしっかり治してから復帰すべきだった」いろんな声がありますが、全てたらればです。どのスポーツにも言えることですが、怪我は本当に怖いですね。
横綱としてワースト記録となる8連敗という不名誉な記録も残してしまいました。短命横綱となってしまいましたが、それでも日本人横綱誕生のときの喜びや感動、その功績は忘れません!
ありがとう、稀勢の里
TVのとある調査では、まだ続けてほしいと言った人が6~7割いたのに驚きました。確かに分からなくもないですが、これまでのことや今の状態を見て、私はとても「まだ頑張れ!」とは言えません。
稀勢の里は精一杯やったんじゃないでしょうか?私は「今までありがとう、お疲れさまでした。ゆっくり休んで心身を癒したら、相撲界の為にその経験を生かしてくだされば嬉しいです。」と言いたいですね。
引退会見では「横綱として、皆様の期待に添えないというのは、非常に悔いが残りますが、私の…土俵人生において、一片の悔いも残っていません」と発言されました。本人しか分かりませんが、やはり悔いはあるんじゃないでしょうか?
すっかりイメージが悪くなってしまった相撲界のためにも、稀勢の里の力をぜひ尽力していただきたいです。
今後の見どころ
稀勢の里が引退した後の相撲界、何を期待して見たら良いのでしょうか?今場所に関して言えば大関陣が不甲斐なく、既に期待が持てない成績となっています。横綱鶴竜も調子が悪く、本命は白鵬の優勝でしょう。
しかし前頭上位と小結関脇は頑張っています!特に注目なのが、先場所優勝の貴景勝、そして御嶽海ですね。ぜひ終盤まで粘って、白鵬との優勝争いを繰り広げてもらいたいところです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。m(__)m