【ボクシング】WBSS圧勝!井上尚弥選手強すぎ・・・
こんにちは、とるてです。
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ボクシングの階級最強決定トーナメントWBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)のバンタム級準決勝が行われ、日本の井上尚弥選手が見事に2RKO勝ちを収めて決勝進出を果たしました!井上尚弥選手の経歴をご紹介していきます。
WBSSとは?
歴史は浅く、2017年9月に第1シーズンと称してクルーザー級とスーパーミドル級において開催されました。各団体の世界王者等が優勝を狙うトーナメント戦になります。
【参加資格】があり、次のようになっています。
WBA、WBC、IBF、WBOのいずれかの世界王者、または、世界ランキング15位以内のもの。
ボクシングには主要団体としてこの4団体がありますので、チャンピオンもそれだけの数がいることになります。これまでも統一戦と称して団体を超えたマッチメイクはありましたが、このように大体的に「誰がこの階級で一番強いのか?」を決めるものは無かったので、目が離せません!
階級一覧
ボクシングには体重別で階級が設けられているわけですが、どれくらい細分化されているのでしょうか?これだけの階級があります。
ヘビー級 | クルーザー級 | ライトヘビー級 | スーパーミドル級 |
ミドル級 | スーパーウェルター級 | ウェルター級 | スーパーライト級 |
ライト級 | スーパーフェザー級 | フェザー級 | スーパーバンタム級 |
バンタム級 | スーパーフライ級 | フライ級 | ライトフライ級 |
ミニマム級 |
※女子除く
実に17階級も存在しているんですね。単純に考えれば、それぞれの階級の団体にチャンピオンがいますので、17×4=68人もいることになります。
ところが団体によって、スーパー王座、レギュラー王座、暫定王座、といったものが存在するため、実際にはもっといることになりますね。特にWBAはこの傾向が強いため、なんだか変な感じです。
井上尚弥選手
今回の主役、井上尚弥選手のプロフィールを簡単にご紹介します。
- 1993年4月10日生まれ(26歳)
- 神奈川県座間市出身
- 大橋ボクシングジム
- 身長165cm
- アマチュア7冠(高校生、日本史上初)
- 2012年10月プロデビュー
プロデビュー後も破竹の勢いで駆け上がっていきました。主要な部分を抜き出すとこのようになっています。
- 4戦目で日本王座獲得
- 5戦目で東洋太平洋王座獲得
- 6戦目で世界王座獲得(WBC世界ライトフライ級)
- 8戦目で2階級制覇(WBO世界スーパーフライ級)
- 16戦目で3階級制覇(WBA世界バンタム級)
現在3階級制覇中ですが、所属ジムの大橋会長が「ラスベガス進出、5階級制覇、具志堅用高さんの日本記録を超える世界王座14連続防衛、メジャー4団体統一、ボクサー初の国民栄誉賞を取らせる」と公言していることから、4階級目を狙いにいくことでしょう。
ここまで来ると本人の実力は疑う余地がないので、時間(年齢)との戦いになるでしょうね。気付けば年齢も26歳、強い選手は30代でも王座に君臨していますが、20代のこの時期に一気にいってほしいです。
そして何より凄いのがそのパンチ力!次々と対戦相手をマットに沈め、昨日の試合を終えての戦績は、18戦18勝(16KO)です。そのうち2つの判定勝ちも、実力者田口良一選手と、両拳を痛めて戦ったデビッド・カルモナ戦のみです。
WBSSバンタム級
第2シーズンは、スーパーライト級、バンタム級、クルーザー級において開催されています。この辺りは試合を組むのが難しいのか、毎年(シーズン)順番にやっていくみたいですね。
8人がエントリーするこの試合、井上尚弥選手は1回戦で21戦20勝1敗のファン・カルロス・パヤノ選手を、1R1分10秒でKOしてしまいました。強すぎる・・・(;゚д゚)
そして昨日、IBF世界バンタム級王者である19戦19勝のエマヌエル・ロドリゲス選手を2R1分19秒でKO!相手も世界王者で無敗ですよ?本当に驚きです。これで井上尚弥選手はIBF世界バンタム級王者の称号も手にしました。
1R目は互角の攻防かと思われましたが、2R目で状況は一変しましたね。何か掴んだのか、見切ったのか、ギアを上げたのか。判定勝ちも勝ちは勝ちですが、やはり格闘技はKO決着が面白いです^^
そして決勝はWBA世界バンタム級スーパー王者、世界5階級制覇を成し遂げた生ける伝説、ノニト・ドネア選手です!45戦40勝、36歳ですが経験値の差は歴然です。どのような試合になるのか、今から待ち遠しいですね!
今後の井上尚弥選手の活躍が楽しみです^^
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m