【麻雀】プロ団体やプロ雀士、放送番組などについて紹介します
こんにちは、とるてです。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今週も引き続き、麻雀について書いていきますね。先週予告していたとおり、麻雀のプロについて書いていきますのでご覧ください。
麻雀のプロ団体
麻雀のプロ団体はいくつかありますが、代表的な団体をご紹介します。
- 日本プロ麻雀連盟
- 最高位戦日本プロ麻雀協会
- 日本プロ麻雀協会
この3団体の知名度が圧倒的に高いですね。
その他に
- RMU
- 麻将連合(μ:ミュー)
- 101競技連盟
などがあります。
麻雀のプロになるには?
一般的には上記の団体の個別の選考試験を経て、プロとなります。もちろん麻雀の強さや知識が必要になりますが、中には独自の選考基準を設けている団体もありますので、その内容は千差万別ですね。
とはいえ他の盤上ゲームと比較すると、プロにはなりやすいのかな?と思いますね。私が受けたわけではありませんが、それなりの実力があれば割と門戸は開かれていると感じます。
特に将棋や囲碁はプロになるのが本当に難しいです。将棋や囲碁は麻雀のようにプロ団体がいくつも存在しているわけではなく、日本には一つしかありません。基本は1年に1回のチャンスで数名しかなれない試験を突破するしかないのです。
将棋は奨励会、囲碁は院生、が有名ですね。将棋は奨励会で三段となってリーグ戦を突破することで四段(プロ)に、囲碁は必ずしも院生になる必要はありませんが、試験を突破したものが初段(プロ)になります。
麻雀番組
麻雀のゲームは前回紹介したとおりですが、その際に紹介した麻雀格闘俱楽部は日本プロ麻雀連盟と、MJは日本プロ麻雀協会とタイアップしています。
このような媒体でプロを見かけることもありますが、それぞれの団体の様子は、正直麻雀が好きで自分から追いかけない限り、なかなか目にすることはありません。団体それぞれでリーグ戦やタイトル戦が開催されているんですよね。
そこで団体を超えて麻雀を目にする方法が、TVです!いくつか番組を紹介しますね。
- AbemaTV
- MONDO TV
- THE われめ DE ポン
その他の番組についてはこちら(Category:麻雀番組 - Wikipedia)
さいごの【われポン】については芸能人最強を決める番組ですので少し趣向は違いますが、それでも面白いです。他の2つについてはプロが打ちますので手に汗握りますよ!
MONDO TV
このうち私が長く見ていて面白いのが、MONDO TV内で放送されている【モンド麻雀プロリーグ】です。歴史は長く、1997年から放送されているんですよね。
年間を通して下記のリーグ戦が開催され、最後にはそれぞれの優勝者+前年度の優勝者が、年間王者を争います(モンド王座決定戦)。
- 女流モンド杯(女性のみ)
- モンド杯(50歳未満の男性プロ)
- 名人戦(50歳以上の男性プロ)
出場者は各麻雀プロ団体の強者ばかりで、団体の枠を超えての大会ということもあり、見どころ満載です。TVで見られる最高峰の大会ではないでしょうか?それぞれ10~12名程が出場しますので、お気に入りの選手も自然とできます(笑)
とはいえ私が一番興奮したのは、第5回モンド杯なんですよね~。当時はプロ限定ではなかったこともあり、なんとプロに交じって俳優の萩原聖人(敬称略)が出てたんですよ。いくら麻雀が運の要素が大きいとはいえ、早々に負けるだろうと思っていました。
ところがあれよあれよという間に勝ち上がり、決勝の4人に残ったんです。そしてその決勝戦がまたスゴイ戦いでした。
(優勝したシーンを探しましたがありませんでしたΣ(゚д゚lll) 雰囲気の参考にどうぞ)
そう、大逆転で優勝したんです!まさに神がかっていましたね。私の中で萩原聖人は俳優ではなく、雀士です(笑)
Mリーグ
麻雀業界もこれからの発展・普及に力を入れ、2018年7月にMリーグを発足させました。Mリーグは、麻雀のプロスポーツ化を目的とするチーム対抗戦のナショナルプロリーグです。
こちらはAbemaTVで観戦できますので、敷居は低いですね。優勝賞金も5000万と高く、打つ側も見る側も非常に楽しみなリーグ戦です。
とはいえ2018年度、個人的には最初はメディアを巻き込んで盛り上げ、日常で見聞きすることもありましたが、それ以降はあまり世間的には盛り上がらなかったかな・・・と思っています。今後の課題でしょうね。
現在第2シーズンとして2019年度シーズンが始まりますので、とても楽しみです☆
麻雀プロ
とてもたくさんいる麻雀プロですが、一部紹介したいと思います。挙げるとキリがありませんので、多少偏りがあると思いますがご了承ください(;^_^A
小島武夫
2018年に亡くなってしまいましたが、ミスター麻雀と呼ばれ、その魅せる麻雀には私も魅了されました。人柄も良さそうで、大好きな雀士でしたね。
土田浩翔
麻雀の常識を覆す、トイツ理論の持ち主。場をかき回すだけでなく、しっかりとアガリを重ねるその実力に私は魅せられました。七対子好きです^^
佐々木寿人
元々アマチュアで【フリーで1000万貯めた男】として有名。その素早いアガリ、ノッたときは手が付けられない強さに驚かされました。
二階堂亜樹
姉の瑠美と共に美人姉妹として最年少プロデビューしたのも今は昔。所属団体では強さを発揮するものの、TV対局ではその実力をなかなか見せつけられず。オールラウンダーで高い役を作る印象です。
多井隆晴
現代の最強雀士の一人。RMU代表で全てを兼ね揃えていると言っても過言ではありません。初めて見たのはモンドの若手大会で鍛冶田に大逆転負けしましたが、まさかここまでの存在になるとは思いませんでした。
滝沢和典
当時イケメン雀士として颯爽と登場しました。長らく調子を落としていましたが、ここ数年は復調の兆しを見せていて、そのセンスある麻雀に注目です。
高宮まり
グラドル雀士。最初に見たときは見た目とは裏腹に高い役をどんどんアガっていたので驚きました。Mリーグも参戦していますし、2019年度は更に活躍してほしいですね。
麻雀のプロたる所以
以前「アマチュアでもプロに勝てる可能性があるのが麻雀」と書きましたが、それは偽りではありません。特に一発勝負であれば十分可能性があります。これが将棋や囲碁では無理ですよね。
では麻雀のプロとは何か?私は対局時の捨牌の選択、長期戦の安定した実力だと思っています。正直自分が麻雀をやった後に、「あの場面であの牌を切った理由は?」と聞かれても分かりません^^;; というか覚えていないでしょう。
ところが以前番組を見ていた時に、プロは平然と説明していました。つまり、ほぼ対局全体の場面を覚えているのです。全部が全部じゃないでしょうが、これには驚かされましたね。
それとTVでは数回の対局で勝敗を決めますが、実際の団体のリーグ戦は長丁場です。そのため何十、何百と対局を重ねれば、そこはプロには勝てないんじゃないでしょうか?運の要素が強い麻雀とはいえ、ずっと良いままでいくとは考えられません。
悪い時にどのように打つか。これが麻雀の奥深いところです。
麻雀の面白さ
麻雀は牌の数からある程度予測ができ、確率で考えればいいんじゃないか?と思われがちですが、必ずしもそうでないところが面白いです。このように確率で打つことを、俗にデジタル麻雀とも言います。
不思議なのが【流れ】というものが存在していることです。これは私レベルでも感じていることで、流れが良いときはどんどん欲しい牌が集まってきて、簡単にアガることができちゃうんです。その逆のときは本当にさっぱりです(T-T)
確率論が全く通用しないんですよね。このことはプロ麻雀界でも見られ、特に老練な打ち手は【流れ】、俗に【ツキ】を重視していることが多いです。
将棋や囲碁では途中からの挽回はかなり難しいですし、2人でしか楽しめませんが、麻雀は最後の大逆転も十分に可能で、上記の要素もあって面白いですよ^^
さいごに
麻雀は始めるまでの敷居が高く感じるかもしれませんが、一度覚えてしまうとこれほど楽しいゲームもそうそう無いと私は感じています。過去の記事で何回か書いていますが、頭脳戦、心理戦といったゲームの楽しさや、仲間と4人でワイワイ打てるという楽しさもあります。
ご年配のかたがボケ防止にやったりと、老若男女楽しめますよ^^ 基本的なルールが分かれば、上記の動画の素晴らしさが分かってもらえると思っています。
麻雀プロは断腸の思いで一部しか紹介できませんでしたが、若手、女性、老練と、それぞれの良さがあり、対局も見ていて面白いです。女流雀士はとても華やかですし、一度それだけでも見てほしいですね(笑)
最後までご覧いただきありがとうございました。m(__)m